張 興和
張 興和（ちょう こうわ） 経済学部経営経済学科 教授・旭川市立大学副学長
【最終学歴、学位】
（最終学歴）
東北大学大学院工学研究科博士後期課程修了（1997年3月）
（学位）
博士（工学）東北大学（1997.3）
博士（経済学）東北大学（2005.1）
【学会および社会における活動等】
（所属学会）
日本鉄鋼協会
（社会における活動等）
地域住民向け出張講義「日中文化の比較」「エネルギーのふしぎ」等
北彩都あさひかわ開発促進期成会常任委員（2013～2014年）
再生可能エネルギー導入促進検討委員会議委員（2014～2015年）
永山第三地区社会福祉協議会副会長（2015年～）
【研究分野】
環境学（地球温暖化）、経済学（経済発展）、情報学（統計解析）
【研究内容のキーワード】
地域環境経済、日中間環境協力、経済統計解析
【教育上の能力に関する事項】
（教育方法の実践例）
授業効果アンケートによる授業改善（授業開始後４回目頃、大人数授業を対象）
適切事例考案導入による理解度の向上（抽象的な数学授業を対象）
マルチメディア機器の活用による教育効果の向上（統計学、環境経済論他）
Teams、Forms等遠隔技術によるオンライン授業（担当のすべての科目）
（作成した教科書）
『CDMによる環境改善と温暖化抑制―中国山西省を事例として―』創風社（2005.2）
「経済分析における幾何平均の活用」『旭川大学経済学部紀要』（2017.3）
「データ分析で常用される４種類の平均の使い分け」『旭川大学経済学部紀要』（2019.3）
「経済学部統計学」、「経済データ分析論」（問題回答記入式テキスト、各年）
（教育実務の経験等）
旭川大学大学院地域政策研究科、研究指導教員「環境経済論研究」「環境経済論演習」
旭川医科大学非常勤講師、環境科学「地球温暖化問題と低炭素社会の構築」（2013～2018年）
東北大学大学院環境科学研究科非常勤講師、地球温暖論「二酸化炭素排出の削減」（2012年～）
【職務上の実績に関する事項】
（実務の経験等）
石炭エネルギーセンターと共同研究(平成17年度環境省委託事業)「地球温暖化対策技術開発事業 本庄・早稲田地域でのG水素モデル社会の構築」（2005.8～2007.3）
東北大学・九州大学との共同研究（平成21～23年度 科学研究費補助金基盤研究C）「低炭素型産業構造に向けたカーボンチェーンの革新」（2005.11～2006.5）
東陶機器株式会社が自主参加型国内排出量取引制度を利用し2003～2005年度に実施した温室効果ガス排出削減量の算定と検証に対するテクニカルレビュー（2006.10）
（その他）
特許
「高炉ライニング厚さの測定装置と方法」中国特許局，No. ZL 91 1 00617.6 (1993.4)
「ゼオライトの製造方法及びゼオライト製造装置」日本特許庁，特願2006-118149 (2006.4)
「鉱石処理方法，鉱石処理装置及び製鉄法」日本特許庁，特願2006-250875 (2006.9)
「マグネシウム基水素化物の製造方法及びマグネシウム基水素化物の製造装置」日本特許庁，特願2007-125866 (2007.5)
「Process for preparation of ore, equipment for preparati on thereof, ironmaking process and ironmaking/steelmaking process」台湾特許庁，台湾特開:200825185, 2008.6.16 (2007.9)
「Method of producing Magnes ium-based Hydrides and appar atus for producing Magnesium-based Hydrides」米国特許商標庁(US Patent&Trademark Office) (2008.11)
【研究業績等に関する事項】
（著書）
『Environmental Problems in Chinese Iron-Steel Making Industries and Effective Technology Transfer』共著、東北大学出版会（ISBN 4925085301、2000.5）
『CDMによる環境改善と温暖化抑制 ―中国山西省を事例として―」、創風社（ISBN:9784883520961、2005.2）
（学術論文）
『スクラップ及び酸化鉄屑の有効利用に関する移動層型溶銑製造プロセスの基礎的研究』東北大学博士（工学）学位論文（1997.3）
『クリーン開発メカニズム（CDM）による地球温暖化抑制と中国山西省の環境改善』東北大学博士（経済学）学位論文（2004.9）
「平均の意味と正確な計算方法に関する浅見 ―調和平均の例解を中心に―」、『旭川大学経済学部紀要』、第73号（2014.3）、pp.21-34
「モンティ・ホール問題の検証実験と数値シミュレーション ― 論より証拠 勘より数学 ―」、『旭川大学経済学部紀要』、第74号（2015.3）、pp.1-15
「寒冷地の暖房用エネルギー消費問題と地中熱利用による解決策 ― 旭川市東部まちづくりセンターの地中熱ヒートポンプを事例に ―」、『旭川大学経済学部紀要』、第75号（2016.3）、pp.69－82
「経済分析における幾何平均の活用 ― 事例を重視した教材研究を中心に ―」、『旭川大学経済学部紀要』、第76号（2017.3）、pp.19－31
「旭川市ごみ処理の現状と家庭ごみ排出の減量分析 ― 旭川市家庭ごみ有料化導入10周年を迎えて ―」、『旭川大学経済学部紀要』、第77号（2018.3）、pp.1－19
「データ分析で常用される４種類の平均の使い分け ― 算術平均・幾何平均・調和平均・平方平均 ―」（研究ノート）、『旭川大学経済学部紀要』、第78号（2019.3）、pp.43－59
「積雪寒冷地域における住宅用太陽光発電への期待 ―３kW屋上太陽光発電10年間の運転実績から―」（研究ノート）、『旭川大学経済学部紀要』、第79・80合併号（2021.3）、pp.127－145
「日中文化における共通点・類似点・相違点 ― 在日30年の中国人である私の日本文化体験記 ―」（研究ノート）、『旭川大学経済学部紀要』、第81号（2022.3）、pp.151－164
（外部資金）
科学研究費補助金（基盤研究（B））「中国の環境保全に関する日本からの効果的技術移転の研究」1100万円、研究代表者高橋礼二郎（1998.4～2000.3）
科学研究費補助金（基盤研究（B））「製鉄ダストの新溶解プロセスの研究」1220万円、研究代表者八木順一郎（1999.4～2001.3）
環境省地球温暖化対策委託研究「高純度高圧G水素製造プロセスから得られる副生物を原料とする合成ゼオライト製造に関する技術開発」980万円、研究代表者張興和（2006.4～2007.3）
科学研究費補助金（基盤研究（C））「低炭素型産業構造に向けたカーボンチェーンの革新」468万円、研究代表者川端望（2009.4～2012.3）
三井物産環境基金2011年度東日本大震災復興助成（研究助成）「経済開発・原発縮小・地球温暖化防止を同時に達成する環境・エネルギー・産業政策の構築」499万円、研究代表者明日香壽川（2012.4～2013.3）
（その他）
「中国の青空 中日協力で」、朝日新聞2001.12.14
「留学生への援助拡大を」、 朝日新聞2002.1.25
「温暖化対策の協同で実利を」、朝日新聞2005.7.2
【科研費研究者番号】
40292271