いよいよ明日（１９、２０）から2日間、旭山動物園学習ホールにて椎名ゼミナールのクリスマスイベントが開催されます。

2年生にとっては、最後の演目です。少しずつですが、私たちのゼミ活動を応援して下さる方も増えてきました。

私たちは、劇団ではありません。「演じる」という部分だけをみると、他のゼミにはまだまだ追いつきません。「モノ創りが好き・・・」そんな学生の集まりです。中には、「苦手だから、あえて知識と技術を磨きたい」と椎名ゼミに入ってくる学生もいます。普段は、ひたすら夜遅くまで地味に作り続けています。他のゼミのように優等生の集まりではありませんから、レポート課題やピアノや試験などの両立に苦労するゼミ生も沢山います。

そして美術好きな人に共通するのは、作品で表現するのはいいけれど人前に立つのは・・・といった感じ。子どもたちに「表現するって気持ちいい！」と感じてもらえるように、ゼミ生たちは自身の殻を破るべく日々頑張っています。

作品のクオリティーを上げるのはもちろんのこと、私たちが一番大切に思っているのは、「喜んでくれるかな？」「怖がらないかな？」など、まだ会ったことのない子どもたちの姿を思い浮かべながら製作することです。それは当日、来てくれた子どもたちに渡すプレゼントも同じです。必ず、全てのゼミ生が一言メッセージを添えます。

また一つのイベントを開催するのに、多くの方々の御協力があります。今回の旭山動物園公演でも、坂東園長さんや中田副園長さん、広報の方や飼育の方々など、沢山の方に御協力いただいております。私たちの為に時間外でも対応して下さったり・・・それは、これまで「仕事」として無かったことであり・・・。私たちの「子どもたちへ伝えたい思い」を応援して下さっています。それだけでも一度の公演で得られるものの大きさに胸が熱くなります。このように沢山の方々に応援していただき、支えていただいていることも常に感じながら活動を行っています。

思いやりは、想像力から育まれるのだと思います。

ぜひ一度、私たちの公演へ遊びにいらしてください。お待ちしています！