グループホームで学外授業!
今日は3年生は認知症高齢者の生活とコミュニケーションを学びに学外へ。グループに分かれて、大学にほど近い福寿草、永山亭、大空のグループホームを訪れました。
学生達は学内で認知症高齢者との関わりで大切な笑顔を、最初は引きつりながら、次第に自然な笑顔にと変わっていきました。中にはいつもと違う環境にあまりお話しできない入所者の方も。言葉だけでなく、触れたりマッサージをしたりと緊張を言葉以外で解くことが必要であることも学びました。
レクリエーションでは、折紙、歌体操、ジェスチャーゲーム、後出しジャンケンなどなど。カレンダーの色塗りを企画したグループでは、所々日にちを抜いてあり、日付を入れるというものも。スタッフからは「斬新!」と好評でした。
トランプの神経衰弱(カードを裏面にして2枚の同じ数字を当てるゲーム)を行ったグループは、短期記憶障害(昔のことはよく覚えているがつい最近起こったことが覚えにくい)がある利用者が楽しめるか懸念されましたが、入所者の方に合わせて使うトランプの枚数を変更したり、数字ではなく、色で合わせるなど対象者に合わせて工夫することも学びました。
2年生で元気な地域の高齢者と関わり、今回は認知症はありながらも地域で暮らす高齢者。今年度後期には入院生活を送る高齢者へとステップアップしていきます。
グループホームの皆さん、ご協力ありがとうございました。