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椎名ゼミ

旭山動物園でクリスマスイベントを開催しました(2017/12/16,17)

2017年12月18日 月曜日 / カテゴリー 椎名ゼミ

 

12月16・17日、旭山動物園学習ホール2階で子ども向けクリスマスイベントを開催しました。

お天気があまり良くない中、2日間で203名の方々にお越しいただきました。

このイベントで今年度のイベントは終了です。(ゼミ活動としては、教育活動研究会の準備と大掃除が残っています)

2年生は、この2年間で沢山のことをゼミの仲間と旭山動物園の職員の方々、そして動物たちから学びました。

入学した翌日に所属先ゼミナールが発表され、「椎名ゼミ」と聞いたときはショックを受ける学生は珍しくありません。(多分8割くらいは(笑))

「自分たちは劇団員なのか?」「これは部活なのか?」「なぜこんなことを毎日しなければならないのか?」「これは強制なのか?」「もっと遊びたいのに・・・」などなど思いは様々です。最初は、ほとんどのゼミ生が「やらされている」との意識の中で活動をしています。4月の旭山動物園でのワークショップで80名以上の子どもたちと接し、子どもに関わる仕事への意欲を再確認します。5月の動物園との合同勉強会で、動物園職員の方々の生命に対し真摯に向き合う姿勢にプレッシャーを感じて怖くなり、逃げ出したくもなります。6月の北辰祭で子どもたちの前に立ち、表現することが「気持ち良いこと」だと少しだけ気付きます。そして7月の旭山動物園でのサマーイベントで、学外の方々からの御協力を実感します。8月のワークショップでは、子どもたちと保護者の方々の対応に必死で取り組みます。学外実習を終えて9月からクリスマスイベントに向けて動き出しますが、フッと立ち止まり「何でこんなにガムシャラにやらなければならないのか?もっとゆっくりしたい!遊びたい!」と思いはじめます。10月になり2年生が実習から戻ってくると、2年生の意気込みに益々プレッシャーを感じます。授業課題にも追われ、限界寸前。でも11月にまた旭山動物園との合同勉強会で、「後に引けない」ことを実感します。そして12月のクリスマスイベント。怖いくらいバタバタした状況の中、「とにかく1,2年生みんなで協力しないと失敗してしまう」と全員が気付きます。イベント終了後、単なる「貴重な体験」だと思っていたことが、大きな達成感と仲間や周囲の方々への感謝の気持ちで満たされます。

これが椎名ゼミナールの初年度1年間の成長です。

1年間を通して約560名の子どもたちと触れ合うことができました。(単純計算でも2年間で1,000人を超える子どもたちと接していることになります)

毎年、卒業時には「椎名ゼミで良かった」と思ってもらえるのが何より嬉しいことです。

 

今年は、旭山動物園坂東園長、広報の加藤さん、現場担当の鈴木さん、獣医の中村さん・池谷さん、こども牧場担当の佐賀さん、トナカイ担当の佐橋さん、猛獣担当の大西さんをはじめとする沢山の職員の方々にお世話になりました。

学生たちの学びと成長に沢山の御協力をいただき、本当にありがとうございました。

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