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中川研究室

グループホームで暮らす認知症高齢者から学ぶ!

2018年04月27日 金曜日 / カテゴリー 中川研究室

大学周辺には徒歩5~10分程度のところにグループホームがあり、認知症がありながらもホームのスタッフや入居者同士交流を持ちながら生活する高齢者がいます。

今日は、3か所の大学近隣グループホームの協力を受け、老年看護学の授業の一端として、3年生が訪問し、学ばせていただきました。

交流の促進方法として、各グループで事前に協働企画を考えました。

もうすぐ5月だから、季節を感じられるものを取り入れて…。

クイズで脳の活性化と回答時に移動して運動機能維持!

歌に合わせて体操で頭と体の活性化!

リレー方式で風船を落とさないよう渡しながらゴールに入れて、ちょっと競争しつつ、チームプレーを楽しもう!

折り紙を通して指先を使うことで、広範囲の大脳刺激を…。

様々な意図を織り込んで企画しましたが、入居者はそれぞれ認知機能や運動能力が異なります。

いきなり後出しジャンケンが難しい場合は、まずは普通のジャンケンから始めてみる、貼り絵の折り紙のノリをつけるのは学生で、用紙に貼るのは手を添えて誘導して、など、入居者一人ひとりの反応を見ながら、時にはスタッフの援助を受けながら、共に行うための工夫をしました。

全くお話しできない方や企画に参加できない方もいらっしゃいました。

そんな時は手や腕をさすりながらそばに寄り添いともにいることも参加であることを学びました。スタッフの方は終始笑顔で話しかけている姿が印象的でした。

グループホームの皆さん、貴重な機会をありがとうございました。

只今、学生は個人個人経験した内容を振り返り中です。

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