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学長コラム

平成28年度 卒業生の皆さんへ

2017年03月20日 月曜日 / カテゴリー 学長コラム

よりよき人生の旅路を

 

青年が老いてゆく―
そんな馬鹿なことがあるものか
若人よ、わが友よ、薔薇よ
石臼(いしうす)のような歯をもつた人よ、
ばりばりと歯を鳴らせ。

 

 

旭川ゆかりの詩人、小熊秀雄は「若い薔薇へ」と題した詩でこう詩(うた)った。
にもかかわらず時は流れ、人も社会も時に自然でさえも変容してゆくそこに変わらぬものはあるのだろうか?永遠の青春などあるはずはない。
ポケモンGO、ドローン、ピコ太郎そして「君の名は」の年に君達は卒業年を迎えた。
偶然にも、五木寛之さんが二十三年ぶりに「青春の門」を書き継ぐことを決心し、この有名な大河小説が動き出した。
主人公は、未だ旅を続けている。
この第八部「風雲篇」の講談社文庫の解説を依頼され、私は五木さんが変わらない青春の姿を「苦悩・野心・未知の世界への憧憬」においているのを確認した。
「不安にみちた日々の中にも、明日への期待があり、混迷の奥にも希望がある」という。そう、やはり人生は生きるに値するのだ。
皆さんが旭川大学のキャンパスで過した日々がその良き道連れになってくれることを…。

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