パスワードのリセットをリクエストしますか?

齋藤ゼミ

クラーク記念国際高校で「大学での学び」と異文化間理解についての授業をしてきました。

2019年01月30日 水曜日 / カテゴリー 齋藤ゼミ

2019年1月28日(月)、クラーク国際記念高等学校にて出張講義を実施しました。「大学での学び」「レヌカの学び」の2講義で180分の授業となりました。

授業は3〜4人×3グループに分かれて行いました。冒頭はアイスブレイクとして「1分自己紹介」を行いました。内容は1)年末年始の過ごし方2)今年の抱負3)今一番欲しいものでした。 

 教室の空気が温まったところで「高い学費と貴重な時間を使ってなぜ大学で学ぶのか」という発問をしました。ワークショップでは、大学進学についてディスカッションをしてもらった上で赤の付箋紙にはメリット、青の付箋紙にはデメリットを書いてカテゴライズ(学習や生活、経済面、人間関係etc)して、模造紙にまとめてもらいました。そのあとで私たちの大学での学びを紹介しました。夏井さん(経済学部2年)は上川町上川中学校の総合学習や和寒町の子どもたちとの和寒産野菜販売を通じて人のつながりの大切さを学んだ、と発表しました。私は「ちょっとでも興味があることはやってみる大事さ」について話しました。 

そして再度グループでのディスカッションを行い、ワールド・カフェ形式でクラス共有を行いました。 

 2つめの「レヌカの学び」では、各グループに18枚のカードを配布し、レヌカさんが「日本にいるときのカード」「ネパールにいるときのカード」にそれぞれ9枚ずつに分けてもらいました。約15分間、熱い議論が繰り広げられました。答え合わせをしてみると最高で14枚正解のグループがありました。 

 その後、高校生からの質問に齋藤先生がレヌカさんの代わりに回答しました。「遅寝遅起きとは何ですか」「私たちも野菜はよく選んで買います」「手作りのおもちゃとはなんですか」(詳細は来年度、出張講義をお申し込みください)などの質問が出ました。異文化間理解では、知らず知らずに身につけている偏見、地域差・個人差(個人のアイデンティティは様々な社会的な要素から成り立っています)などに気を配り一人ひとりを理解しようという姿勢が重要だ、というまとめで授業は終了しました。 

 最初のアイスブレイクの時は生徒も緊張していたようでしたが、私たちが積極的に関わっていくうちに徐々に緊張感が和らいでいったと思います。 

 今後も道内の中学生や高校生の学びの支援を積極的に行いたいと思います。微力ではありますが頑張ります。 

 文責 経済学部経営経済学科3年 福田華乃 

(写真は掲載許可をいただいております)

 

 

 

 

 

 

 

TOP