コロナ禍において、前期にゼミ活動は全くできませんでした。後期に入って少しずつ活動が再開されてきていて、佐藤ゼミにおいても少しずつ通常の活動に戻りつつあります。ということで、放課後等の時間を活用して、２年生はオペレッタを、１年生はペープサートの練習に励んでいます。

オリジナルオペレッタ「三太郎」を演じる２年生

２年生においては、シナリオも完全オリジナルとなる「三太郎」を練習中。１２名力を合わせてシナリオ以外にも背景や衣装、ダンスや歌などを限られた時間の中で作り上げてきました。最後の作品ということもあり、力の入れようもすごく、初めて見せてもらいましたが、とても楽しい作品に仕上がっており、市内近郊の沢山の園児にみてもらいたいな、と思いました。もしご興味のある園さんがありましたら大学までお問合せ頂ければと思います。

三太郎の衣装を着た２年ゼミ生

また、１年生はペープサート「こぶとり爺さん」を練習中。初めて作り上げる作品のため、試行錯誤を繰り返しながら、何とか形にしてきました。初めてとは思えぬほど、様々な工夫が施されていて、今後の仕上がりが楽しみです。

お互い演じ終わった後は、講評会を実施。こうしたらもっとよくなるよね、と言った意見などが活発にやりとりされていて、ようやくゼミが始まったな、という気持ちになれました。２年生にとっては残り数カ月となりましたが、１年生と力を合わせてこれからも頑張って欲しいと思っています。なお、今年度は新たな試みとして、小児病棟等に入院している子ども達、きょうだいさん方のために、オペレッタやペープサートの動画配信にて限定公開することにしています。全国のこども病院の皆さんでご関心のおありの方々がいらっしゃいましたら、お問合せ頂ければと思います。