11月20日(土)に永山公民館で齋藤ゼミナール主催の勤労感謝の日に因んだ企画を行いました。放課後児童デイサービス「どりーむ」に通っている６人の子どもたちが来てくれました。当日は「学びながら，楽しむ」をテーマとして行いました。内容は3つのゲームと，感謝の手紙を保護者に向けて書いてもらいました。

まず始めに「ジェスチャーゲーム」をしました。1組がジェスチャーをし，残りの2組が答える形で進めました。始める前は「恥ずかしがる子どもがいるかもしれないな」と思っていましたが，積極的に参加してくれて，問題数が足りなくなるくらいまで楽しんでくれていました。チームで協力して回答者にアピールしている姿が可愛らしかったです。

次に「早押しクイズ」をしました。クイズが続いてしまうため，子どもの興味を引くようなものを使おうと思い，早押しボタンを用意しました。そうすると，とても楽しそうに使って取り組んでくれました。問題は難しいものばかりでしたが，子どもたちは高い好奇心と元気さで活発に回答してくれました。

３つ目は「〇×クイズ」をどりーむの職員さんも交えて行いました。飽きさせない工夫として，部屋に〇と×のエリアを設け，それぞれ歩いて回答してもらいました。子どもたちよりもどりーむの職員さんのほうが楽しんでいました。「11月23日は外食の日である」という問題に「ありがたくないなぁ」と本音も漏れていました。子どもたちも大人も和気あいあいと取り組みました。

休憩中に子どもたちはおり紙で楽しそうに遊んでいました。一人の女の子が大学生に向けて感謝の手紙を書いてくれました。

最後に子どもたちが保護者に向けて「いつもありがとう」という気持ちを込め，手紙を書きました。子どもたちは書く内容に戸惑っていたものの，大学生や職員さんのフォローを得て，書き進めていきました。そして子どもたちが手紙と一緒に渡す花束をプレゼントしました。

私たち１年生の地域の子どもたちのための活動は，これまではオンラインのみでした。しかし今回は待ちに待った初めての対面での企画でした。思ったよりもはるかにスムーズに進み，私たちも大いに楽しむことができました。子どもたちが帰る前の笑顔を見た時，「この活動をやってよかったな」とつくづく思いました。そして，子どもたちの無邪気で明るい姿に元気をもらいました。

この活動に参加してくださった皆様，本当にありがとうございました。

※コロナ対策のために換気，消毒等は念入りに実施しました。また，子どもたちの家庭環境にも配慮しています。

（文責　経済学部経営学科　1年　水口賢人）