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田中ゼミ

第1回現代メディア研究会を開催しました

2022年07月20日 水曜日 / カテゴリー 田中ゼミ

 630日(木)、第1回現代メディア研究会を開催しました。メディ研は、田中ゼミのサブゼミとしてスタートしました。希望制で、他ゼミの学生や教職員も参加することができます。

 メディアは、コミュニケーションを媒介するものです。メディ研では、様々な現代メディアを題材として、色んな人たちと色んなテーマで議論を試みます。初回となる今回は、ドキュメンタリー映画『三島由紀夫vs東大全共闘』を見て、「よい議論とは何か」についてディスカッションしました。

 私がディスカッションを通じて感じたことは、相槌(頷き、ことばなど)を打ってもらえると安心感があるということです。議論の場では、それぞれが持論を展開するので、相手との意見の相違によってコミュニケーションが上手くいかない可能性が生まれ、不安を感じます。その不安の中で、相槌を打ってもらえると、話を聞いてくれている、理解しようとしてくれている気持ちが伝わってきます。今回の参加者は、傾聴の姿勢をはっきりと示してくれたので、緊張することなく話ができました。

 また、自身の語彙力、相手の発言に対する理解力についても感じることがありました。2つの能力に関して、私と教職員の間に決定的な差があると思いました。この差を埋めるべく、本を読んだり、友人との会話において相手の理解に徹したりと日頃から努力しています。大事な習慣として誠実に取り組み続けたいです。

 私は、人生で初めて形式の整えられた「議論」をしました。とても新鮮でした。参加者は全員歳上でしたが、壁を感じずに自然体の自分を出せました。参加者が力まず自然体で話せる点も、「よい議論」の条件の1つなのではないかと思いました。

 ゼミの先輩、先生、職員と交流できてよかったです。参加者の皆さんは、似通った思考がありながら、様々なアイデンティティの持ち主でした。終了後の気楽なおしゃべりも含めて楽しかったです。もっとこういう機会がたくさんほしいと思いました。お話してくださってありがとうございました。

 知識や経験をこれからに活かすため、躊躇せず行動していきます。来週開催の第2回にも参加する予定です。

 

真摯に学生と向かい合う三島氏

 

学生の意見・主張を丁寧に受け止めるシーン

 

立場が大きく異なる人とでも対話できると学びました

 

2年 須摩勝斗

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