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田中ゼミ

第7回現代メディア研究会を開催しました

2023年01月27日 金曜日 / カテゴリー 田中ゼミ

 120日(金)、211教室にて第7回現代メディア研究会を開催しました。今回は、俵万智の「自選百首」を題材にディスカッションを行いました。

 最初に、自己紹介を兼ねて「百首の中で気になる作品と好きな作品はどれか」を各自発表しました。皆さんの選択に個性を感じて面白かったです。田中先生が、「『大きければいよいよ豊かなる気分東急ハンズの買物袋』が消費社会の表現ですね」と話していて、(我々はマーケティングのゼミ!)と再認識しました。

 ディスカッションテーマは、①俵万智作品を新しいと感じたか古いと感じたか、②俵万智作品に頻出する「愛」についてあなたはどう捉えるか、です。①のファシリテーターを4年田中ゼミの石川真白さん、②のファシリテーターを同じく4年田中ゼミの中野皓太さんが務めました。今回、学生が初めてファシリテートを務めました。

 ①のテーマでは、新しく感じた人、古く感じた人がそれぞれ半数程度に分かれました。私は、「普遍的な作品なのではないか」と考察した人へ共感しました。しかし、俵万智作品では、「『また電話しろよ』『待ってろ』いつもいつも命令形で愛を言う君」などにあるように伝統的な男らしさ/女らしさが表現されることも多く、その点においては「古さを感じる」という意見が出ました。ここから、性別役割分業に関する議論も展開されました。

 ②のテーマでは、参加者が愛をどのように捉えているかを話し合いました。愛について、「尊重」や「思いやり」、「人との繋がり」といった意見が聞けました。私は、周りの人たちから当たり前に与えられている日々の愛に気づけていなかったことにハッとしました。

 ゼミ生から噂に聞いていたメディ研に参加できて楽しかったです。来月は、スペイン映画『エル・スール』(1983)を見ます。経済学部の先生方が複数名来てくれるとのことです。先生方同士が話すのを見る機会が普段ないので、今から楽しみです。ゼミの同期はすでに予習したそうで、さすがだなと思いました。自分も準備して臨みたいです。

 

私森内、初参加でした

 

落ち着いたファシリテートのおかげで話しやすい空気感でした

 

しかし時に緊迫します

 

見守るファシリテーターの2人と指導教員

 

見守られる我々2・3年生

 

丁寧な説明をしてもらいました

 

図書館員の江尻さんも初参加でした(いつもお世話になってます)

 

あっという間の2時間でした

 

楽しかったです

 

2年 森内真史

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