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幼児教育学科

旭川市×幼児教育学科 共想・共創プロジェクト「HASHI」報告

2024年08月03日 土曜日 / カテゴリー 幼児教育学科

7月31日(水)15:00より、旭川市立大学短期大学部(幼児教育学科)×旭川市(子育て支援部こども育成課) 子育てに関する行政課題解決を目的とした 共想・共創プロジェクト「HASHI」の第1回ミーティングを本学短大校舎1階図工室にて行いました。

 

このプロジェクトは、保育士確保を通じて培ってきた関係性を基盤に、立場や年齢の違いを超え、それぞれの個性や特性を生かしながら、旭川の未来に向けた課題解決のアイディアやヒントを探ることを目的としています。

その1回目のミーティングとして、学生25名(1年13名、2年12名)、旭川市こども育成課職員5名が参加しました。

今回のテーマは、「市内保育所の利活用案について」令和2年度末で閉所した保育所(地域保育所)の土地・建物について、市街地と比較的至近な立地や元保育所としての機能などの施設の特性を踏まえた利活用の可能性を探るというものでした。

こども育成課こども育成係の担当者が進行をつとめ、

①HASHIプロジェクトについて説明

②自己紹介(市側)

③テーマ説明

④フリートーク/40分程度(4つのグループに分かれて、座談会形式で自由にトークを展開)

ここでは、学生は3つの「不要」で自由で活発な議論を創出。

1)発言のエビデンス不要

2)実現性不要

3)遠慮不要

⑤各グループででた意見を発表

⑥総括(市側・大学側)

このような流れで進めていきました。

今回のミーティングでは、参加した学生が日頃から本学の広報活動にも協力的なオープンキャンパスサポーター25名ということもあり、かなり活発に意見が出されました。市側が配布した資料にも工夫(不動産情報のチラシを模したもの)があり、学生たちならではの想像力(妄想力)を活かした意見が数多く出されていました。総括では、市側から「今回、出して貰った沢山の意見の中には多くのヒントや実現可能なものもあった。学生の意見が聞けて刺激になった。」との話がありました。また、本学としても市職員と活発な意見交換をする学生の姿から、保育者として地域との協働・連携、地域社会への貢献に対し期待のもてるミーティングとなりました。

今後もこのプロジェクトを継続していき、保育士確保に向けた新しいアプローチについて等、現在本学や旭川市が抱えている課題についても学生たちと旭川市が意見交換できる場を設けていきたいと考えています。

 

 

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