1月18日(水)にて当麻町高齢者学級イチイ学園(受講者30名)で出張講義を行いました。

テーマは「中島みゆきの社会学-青春・喪失を伴った出発について-」(山内教授)です。

事前に学園生より「山内教授の講義を聞きたい」との要望や昨年10月に実施した東鷹栖公民館の記事を

拝見し「是非ともお願いしたい」と担当の布施様からお話を頂き、今回の出張講義が実現しました。

山内教授にとって、中島みゆきは「かけがえのない他者」であり、「喪失を伴った出発」ということが、

中島みゆきの歌と重なっていくことを解説した上で、DVD映像とCD視聴を通して、歌手「中島みゆき」に

ついて、様々なアプローチから解説していました。

冒頭、前日に阪神淡路大震災の発生日であったことから、必ず大きな災害があった時にかかる「時代」から

スタートした上で、「タクシードライバー」・「狼になりたい」・「流星」・「空がある限り」など紹介・解説を

加えながら展開していき、自分への応援歌であると豪語した「背広の下のロックンロール」は受講者にとっても

共感したみたいで盛り上がりが最高潮に達したのが印象的で、ラストの「ヘットライト・テールライト」では

中島みゆきの歌声と迫力のある映像に魅了される受講者が多く、最後は大きな拍手の中の終了となりました。

最後の謝辞では、代表者の方より「本日は貴重な講演となり、まだまだ私も頑張らないといけない！勇気をもらいました」と

お言葉を頂き、大きな拍手の中見送っていただきました。

当麻町高齢者学級イチイ学園の皆さん、ありがとうございました。

中島みゆき愛を語る山内教授

中島みゆきの歌詞のすごさに酔いしれる

受講者も真剣な眼差し！

「背広の下のロックンロール」で盛り上がりが最高潮！

ラストの「ヘットライト・テールライト」。終了後は大きな拍手で沸きました！