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旭川大学ボランティアサークル円陣~EnginE~第13回東日本大震災ボランティア活動報告

2017年03月27日 月曜日 / カテゴリー ニュース, 部活動

今回は学生9名と引率教員1名の計10名で宮古市への現地入りした。1日目には岩手県宮古市田老地区でフィールドワークを行った。2日目には,継続して足を運んでいる実田仮設住宅と浄土ヶ浜第三駐車場仮設住宅,宮古市社会福祉協議会からの要請もあり近内災害公営住宅の計3ヵ所でサロン活動を行った。3日目には宮古市社会福祉協議会主催の「宮古を知ろうの会」に参加した。 主な活動内容は,傾聴活動,レクリエーション(さをり織り,健康体操),食事会である。また「宮古を知ろうの会」では,宮古へボランティアに来てくれる団体に対して宮古のことを知ってもらおうという目的で開催されたものである。宮古の地場企業である共和水産の工場見学や浄土ヶ浜マリンハウスで津波の映像を見たり,浄土ヶ浜レストハウスでの食事といった企画であった。また,他大学の大学生同士で宮古の今後の在り方はどうなっていけば良いかという交流会を行った。

利用者の方々はボランティアであれば誰が来ても変わらないのかもしれない。最近は報道も減って,ボランティアも減って,私たちがこのまま活動を続けてもいいのか不安に思う。しかし,今回の活動で私たちが談話室に来るということを知り,すでに仮設住宅を出た方がわざわざ足を運んでくれた。また,「また来てね」と別れ際に声をかけてもらった。「円陣」がまだ,必要とされていることに安心感を持ったと同時に,今まで継続してきて本当によかったと思うことができた。談話室利用者は年々減少しているが,たとえ利用者がたった,一人になったとしても,その人が「円陣」を必要とする限り関わり続けていきたい。

(文責 経済学部経営経済学科3年 權祿勳)

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※写真は掲載許可を頂いております

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