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平成29年度 第2回FD・SD研修会が開催されました

2018年02月16日 金曜日 / カテゴリー ニュース

去る2月10日(土)、旭川大学短期大学部251教室において平成29年度第2回FD・SD研修会が開催されました。FD(Faculty Development)とは、「大学教員の教育能力を高めるための実践的方法」のことで、大学の授業改革のための組織的な取り組み方法を指します。また、SD(Staff Development)のStaffとは、これまで事務職員のことを指していましたが、平成28年の大学設置基準改訂でStaffには教員も含まれると解釈が変更されております。今回の研修会では、大学全教職員を対象として「大学運営における」研修会を開催しました。当日、総勢85名の出席が得られました。

今回の研修会テーマは、各学科・部署において、FDとしてこの1年を振り返るといった内容の活動報告をお願いしました。

経済学部から、『就職実績に現れる教育成果』として、経済学部長であり就職委員長でもある江口尚文先生の報告、さらに『1年生のゼミの運営方式改善』について准教授浅沼大樹先生が報告されました。

続いて保健福祉学部保健看護学科准教授中川初恵先生による『実習インシデント・アクシデントの検討』、その後、コミュニティ福祉学科准教授 浦田泰成先生が『ソーシャルワーク教育にかかわるミニFD』について報告されました。最後に短期大学部副学長北島滋先生が『旭川大学短期大学部における教員・職員・学生のメンタルヘルスの現状と課題』を報告されました。各報告に対して時間は限られておりましたが、質疑応答の時間をもち、意見交換をいたしました。

 

最後に山内亮史学長より、教育改善・大学改革に関わる講話、また市立化に向けての現在の進捗状況等のお話しをいただきました。5人の諸先生方の貴重な報告、そして学長講話と、午前中の3時間はあっという間に過ぎた感があります。

研修会終了後の参加者アンケートでは、『有意義であった』が概ね(75.4%)の高評価をいただきました。また「知らなかったことを知り、勉強や参考になった」、「様々な教育活動に日頃の内省する機会になり、今後取り入れたい(含:学科を超えて発展させたい)」「学部、学科は違えど学生状況等、課題は共通していると感じた」など、沢山の反応が寄せられ、研修企画にあたったFD委員会として安堵しております。一方、研修会の持ち方、テーマなど、反省や不足点も多々あり、今後も旭川大学の魅力ある大学づくりと、更なる発展のためにFD・SD研修会を創意工夫して邁進していきたいと思います。ご講演いただきました諸先生方、参加・協力いただきました皆様、本当にありがとうございました。

(学部FD委員会 羽原記)

江口尚文先生『就職実績に現れる教育成果』

 

浅沼大樹先生『1年生のゼミの運営方式改善』

中川初恵先生『実習インシデント・アクシデントの検討』

 

浦田泰成先生『ソーシャルワーク教育にかかわる

ミニFD』

北島滋先生『旭川大学短期大学部における教員・職員・学生のメンタルヘルスの現状と課題』  

学長講話

 

 

 

 

 

 

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