在学生及び保護者の皆様へ

新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、在学生及び保護者の皆様には多大なるご心配とご不便をおかけしていることと存じます。

本学では、学生の安全確保と学内外への感染被害抑止を最優先に、４月１３日から５月６日までの間は授業の休講、大学構内への入構制限の対応を行ってまいりましたが、依然として感染が拡大している状況を受け、５月３１日までは対面での授業を行わず、遠隔（オンライン）授業のみを行うことといたしました。

しかし想定外の緊急事態であったことから、学生の皆さんの自宅でのインターネット環境やパソコンの有無などの調査も追いつかず、対応が遅れたことをお詫び申し上げます。

当初、自宅でのインターネット環境が無い学生に対してはポケットWi－Fiの貸し出しで対応する予定でしたが、必要な数をすぐに用意することが難しいことから、学生の皆さんがスムーズに遠隔授業に取り組むことができるように通信環境整備費用として、在学生全員に一律の通信環境整備支援金を給付することとしました。

遠隔授業を実施するにあたり必要となるパソコンやインターネット環境の経費負担を軽減するための緊急支援として、大学、大学院、短大に在学する学生全員を対象に（2020年度1年間休学する者は除く）、一人当たり30,000円を給付いたします。

具体的な給付申請に係る手続き方法については、決まり次第すみやかに大学ホームページ等でお知らせいたします。

本来であれば、新年度を迎え、学修や課外活動など活躍の場を広げる時期である中、このような対応をせざるを得ない状況となり心苦しい限りですが、遠隔授業であっても十分な教育効果が得られるよう教職員一同取り組んでまいりますので、皆様の引き続きのご協力をお願いいたします。

遠隔授業の実施により、学生の学修機会を確保するとともに、新型コロナウイルス感染症の感染リスクを避けるための措置でありますことをご理解いただきますようお願いいたします。

旭川大学・旭川大学短期大学部

学長　山内　亮史