【出版】熊田広樹教授(短大幼児教育学科)『保育実践のためのことば学入門』(単著)
短期大学部幼児教育学科の熊田広樹教授が、この度、新刊『保育実践のためのことば学入門』を出版しました。この本は、短大幼児教育学科1年生の「幼児と言葉」「保育内容演習(言葉)」の授業にて教科書としても使用されています。
言語学(音声学を含む)を始め、言語心理学、発達心理学、言語聴覚障害学などにまたがるアカデミックかつサイエンティフィックな内容を、保育や子育ての視点から再構成し、乳幼児のことばについて解説を試みた本となっています。楽しみながら学べるワークも多数含まれています。
初学者でも学びやすいようにイラストがたくさん盛り込まれており、これらのイラストは熊田ゼミナールの卒業生である萬徳恵さんが担当しました。幼稚園教諭としてのキャリアもある萬徳さんならではの子どもへの愛にあふれた優しいイラストです。遠方に住んでいる萬徳さんと熊田教授が、何度もミーティングを重ねて出版した本でもあり、まさにゼミ担当教員と卒業生がタッグを組んで編み上げた1冊です。卒業してからもゼミ担当教員と共に学び合える環境が、旭川市立大学短期大学部にはあります。そして、ゼミで生まれたご縁が、また次世代の保育者養成へとつながっていきます。