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長濱ゼミ

ワンダーワールドツアーで共生社会体験 (2023/5/24)

2023年05月28日 日曜日 / カテゴリー 長濱ゼミ

今回の長濱ゼミでは、「ワンダーワールドツアー」という障害のある人の生活体験型カードゲームを行いました。このゲームは「共生社会」実現の願いが込められています。ゲームの感想はゼミ生の執筆にお任せです。

ルールを理解するところ(説明書を読み皆で共有する)から初めましたが、ゼミ生同士が積極的に発言し、ルールを確認し合う姿を見ていると、共有のツールがあるとコミュニケーション力が高まるな~と感じました。これからフィールドワークの開始に向けて学びを深め、フィールドワークを企画していくには、お互いの意見を出し合い、それを尊重することが大事になります。今回のコミュニケーションによる充実も今後の糧になるものと思います。

 

 

初投稿です!!

コミュニティ福祉学科【長濱ゼミ】の活動報告です。

長濱ゼミは今年度新規に発足したゼミであり、僕らはその一期生にあたります。

当ゼミでは、身体的・知的な部分で何かしらのバリアを抱えている方である当事者とその環境に目を向けその相互作用への分析と考察をし、よりよい世界を目指す為に学習及び研究をおこなっています。

2023年5月24日水曜日のゼミでは、3限では2年生が4限では3年生が、「ワンダーワールドツアー」というカードゲームを1時間強プレイしました。

「ワンダーワールドツアー」とは、自分たちが何らかのバリアを抱えた特徴をもった旅行者となり、架空の国を旅行します。お題に書かれている【行先】【持ち物】【すること】という目的の3種類に対して、全員が旅行者になりきり協力しあってカードを集めていくという流れです。

今回、このゲームをプレイして、私が感じた事として、私自身、当事者の方達の事を【障害者】という言葉で定義するのは言葉として如何なものかと常々考えており、積極的に【何かしらのバリアを抱えている人】と言い換えて常に発言しています。これは、そのバリアに目を向け、バリアを今の環境において、その環境改善や代替で軽減出来たり、最終的にそれが人そしてあらゆる生き物達の幸福追求になっていくのではないかと考えているからです(あらゆる生き物達と考えるのがミソです!!)。

この「ワンダーワールドツアー」においても、旅行者カードというのを各自プレイヤーが始めに山札から引き、その旅行者の特性を持ってしてプレイをするのですが、このゲームのこだわりを垣間見ることが出来ます。旅行者の特性を、「視覚障害者」や「知的障害者」という言葉を使わず、「視覚障害者」であれば、【音で世界を知る人】、「知的障害者」であれば、【絵で示すと、意思が伝わりやすい人】と表記しており、とても素敵な詩的な表現だなと感動しました。私自身も、今後、様々な場面で発言する時において、積極的に活用していこうと思います。

このように、ゲームという簡易的にプレイ出来る媒体を使うことは、ちょっとした空き時間でも体験型で学べるものであると感じます。子ども達にも分かりやすく、共生社会を考える良い機会になると考えます。是非とも一度「ワンダーワールドツアー」プレイしてみてください!!

今後、活動報告を随時更新していく予定です。今後の記事が共生社会の為の何かしらの一石になれればなと思っています。

コミュニティ福祉学科3年

福原知謹

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