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長濱ゼミ

グループホーム見学№2(専門ゼミナール)

2024年07月30日 火曜日 / カテゴリー 長濱ゼミ

長濱専門ゼミナールの活動報告になります。

コミュニティ福祉学科3年の鵜野ひかるです。

 

 

 

 

今回のゼミ活動では、つつじグループホームという共同生活援助事業所への見学を行いました。

(専門ゼミ活動2か所目のグループホーム見学がはじまります)

 

 

 

 

グループホームの見学は、今回で2回目になります。1回目のカメリアⅠへの見学の様子もブログに掲載していますので、そちらもぜひご覧ください。

 

 

 

 

つつじグループホームは社会福祉法人北海道療育園が運営している事業所で、昭和44年に重症心身障害児(者)施設北海道療育園を開設以来、福祉や医療、看護や介護など数多くの事業に取り組んできた、とても歴史のある法人です。

(見学前につつじの里杉原施設長より概要の説明を受けました)

 

 

 

 

(事業所のパンフレットになります)

 

 

 

 

とても詳細な事業報告書もいただきました。

 

 

 

 

概要説明後は建物内を一通り見学させていただいた後、職員の方が法人についての説明や、質疑応答の時間を設けてくださいました。

(短期入所利用者用の部屋が空いていることで見学をさせていただきました。基本の作りとなります)

 

 

 

 

(全てが年数を感じさせない綺麗な空間でした)

 

 

 

 

 

 

 

 

質疑応答では前回の見学時と同じ質問をすることで、前回見学に行った事業所(カメリアⅠ)とおおよそ共通している点や、それぞれの独自の取り組みなどを知ることができて、とても勉強になりました。

(たくさんの質問にお答えいただきました)

 

 

 

 

以下、ゼミ生の感想です。

 

 

 

鵜野 ひかる

今回のフィールドワークでは、つつじグループホームを見学させていただきました。

グループホームへの見学が2回目ということもあり、前回の学びと比較してみることで、それぞれの事業所の特色や強みなどをより深く理解することができたのではないかと感じます。

また、職員の方への質疑応答の中で印象に残ったお話があります。それは介護保険と障害福祉サービスの関係性についてのことで、利用者さんが高齢になり、より質の高いケアを受けるためにグループホームから入所施設へサービスを変更したいというニーズがあったとしても、制度の設計上は介護保険の入所サービスを優先して利用しなければならない、ということを知りました。

実際の現場ではこのような制度の問題点によって利用者さんのニーズを満たせない可能性があるということを学べて、とても勉強になりました。

 

 

 

髙田 凌矢

今回見学させて頂いたつつじグループホームでは、利用者自身の「自分での選択」に重点を置いていると感じました。

グループホームの実際の空き部屋(短期入所用の部屋)の様子を見させて頂いてるなかで、消灯は21時だが、各自の部屋では眠くなるまでは、テレビを見たりゲームをするなどは自由であるという説明を受けました。

このことから、音漏れの苦情などが心配されるが、今でも自由ということからも音漏れがないしっかりとした空間であると感じました。

このように、一人一人に個室があるためプライバシーの守られた空間は、とても居心地がよく住みやすいといった印象を受けました。

 

 

 

 

 

 

 

 

田中 朝陽

前期最後のフィールドワークとして、つつじグループホームに行きました。

前回のグループホームカメリアⅠとは違って、制度的な面での課題が聞けました。

65歳以上の障害者の方にとって、高齢サービスを利用した方が市は適任じゃないかとの意見が多く、介護サービスを受けるべきだとの考えだが、本人が元の場所に戻りたいならそのニーズに答えるが、食事の介助、風呂の介助、医療分野における治療が必要ならば、グループホームでは対応できないことがわかりました。

さらに、つつじの里の自由度では、食事の時間はなるべくみんなと合わせることがわかりました。

その理由として、職員が介助する場面が多く、見守りを含めて支援の必要性が高いということです。

今回2つのグループホームを見学しましたが、2つともそれぞれ違う点が多く、つつじグループホームは、利用者の家族に対するニーズの対応が明確されているという点が自分の中では大きかったです。

 

 

 

小野寺 悠

今回のフィールドワークではつつじグループホームを見学させていただきました。

私は見学中での入所者の高齢化に伴い発生していく問題のお話しが印象に残りました。

高齢化が社会的問題となっている昨今では福祉業界にも影響が及んでおり、利用者が65歳以上でも入所施設での生活を望んでいるが、行政では原則65歳以上の方は高齢者支援に移行するとなっているため、利用者一人一人の個人の最善の利益を優先する視点との板挟みなっている現状を知りました。

高齢化問題について自分は漠然としたイメージしかもって居なかったと気づきを得ることができ良い学びなったと感じました。

 

 

北田 彗志

今回見学に行ったつつじグループホームでは日中活動のため利用者さんはグループホームにはいなかったのですが、職員の方からのお話を聞き、利用者さん同士でゲームをやったりというお話を聞き利用者さん同士での交流があるということを知った。

質問をする中で職員の方から「利用者の高齢化」というお話を聞き、先日見学を行ったカメリアさんでも同じような課題を聞き改めて、障害者の高齢化問題ということを感じました。

後期のフィールドワークでもグループホームの見学をし、同じグループホームでもそれぞれの施設での違いや利用者のその家族はグループホームに何を求めるかということについて調査・学習していきたいです。

 

 

 

柿崎 准基

今回の見学で印象が強かったことは、平均年齢の高さ、それから自由度の高さです。

まず、平均年齢は50〜60歳と結構高めなのにみんなでゲームを対戦したり若々しいという平均年齢50歳とは思えないギャップがありました。

次に自由度の高さで、タバコ、酒OKや、食事、入浴の時間もある程度は自由だと言うことに入所施設とは、違うところだなと感じました。

 

 

 

 

今回のフィールドワークをもって長濱専門ゼミナールの前期の活動は終了となります。

後期も引き続きグループホームについて学びを深めていく予定です。

またブログにて活動内容を報告していきますので、ぜひご覧ください。

 

 

 

グループホーム見学の帰り路に、鷹栖町で行われている田んぼアートを見学してきました。

マツコ・デラックスが見事に描かれていました。

 

 

 

(かなり大きくて両サイドに絵が続いています)

 

(右サイド側の絵)

 

 

 

 

(展望台での集合写真)

 

 

 

みなさん 後期もよろしくお願いします。

 

 

 

 

コミュニティ福祉学科3年

鵜野ひかる

 

 

 

 

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