図書館利用体験 展開ゼミナール
長濱展開ゼミナールの活動報告です。
今回は図書館の利用体験を行いました。1年生の基礎ゼミナールで「図書館体験セミナー」を経験していますので、基礎ゼミの体験を基に指定の図書を検索し、課題に取り組みました。
一人2冊(開架と新書庫1冊ずつ)とそれぞれの課題が書かれた用紙を手にして図書館に行きました。
課題の用紙は裏返しで並べてあったので、誰がどの課題になるかは分かりませんでした。
(図書館でのパソコンを使用した検索)
(スマートフォンからの検索)
(検索時に開架と新書庫の場所の違いに気づかず苦労する場面もありました)
吉澤 佑駿
今回のゼミナールでは、図書館の利用講座を行った。
図書館での本を探すことは1年のか基礎ゼミナール以来であったが、指定された本を番号などを調べて見つけることができた。
しかし、新書庫の本の場所を見つけることができず長濱先生に教えてもらい発見することができた。
指定された本を読んで内容を読み解くという課題であったが、活字を読むと頭が活性化されると感じた。
また、発表がしやすいようなまとめ方をする必要があったので考えながら整理することが難しかった。
(本を探しだしたら課題への取り組みです)
北本 果澄
今回のゼミナールでは図書館の中から指定の本を二つ検索し、内容を確認するというものでした。
一つ目は、「8050問題 中高年ひきこもり、7つの家族の再生物語」という本です。
この本に出てくる安心してひきこもれる社会について調べました。ひきこもる人の中には何にも所属していない若者にとっての居場所(=宿り木)になっており、ひきこもりの支援に大切なことは「居場所」であることを知りました。
専門職の立場から安全・安心な空間であるとともに、継続的に相談できる場所をつくることが安心してひきこもれる社会の第一歩であること学びました。
二つ目は、「シリーズ福祉に生きる 糸賀一雄」という本です。糸賀一雄という心身障害児問題の先駆的役割を果たした人物です。これに関しては時間が足りなくまだ最初のところしか読めていないため、次回までに調べておきたいです。
小坂 緋夏
図書館は普段あまり利用しないので、この活動を通して改めて本の探し方を確認できたのはもちろん福祉に関する本について調べることができとても身になる授業であった。
私は、「ケアの社会学:当事者主権の福祉社会へ」の当事者とは何かと、「シリーズ福祉に生きる 田村一二」の田村一二とは誰かについて調べたのだが、当事者とは何かとは私はそこまで深く考えたことがなく、当事者は当事者という当たり前のものでしかないと考えていた。
だが、当事者とは、第一次的なニーズの帰属する主体である。と言うことを知り、そのような考え方があるのかと考え方がふくらみ、これは何だろうと考えるのはとても面白いと感じた。
また、田村さんがどのような功績を残し障害者福祉においてどのような影響をもたらしたのかを調べることができ、養護学校・特別支援学校などはこのような素晴らしい人たちに作られたと言うことを知ることができた。
このゼミを通して知識を身につけるということは将来の自分のためにもつながることであることを改めて気づくことができた。
そのため自分の知識をみにつけるために、もっと図書館を利用していきたい。
松橋 春瑠
図書館の利用セミナーは1年生の最初の方にも行ったが、利用の機会も少なく忘れてしまっていることが多かったため、見つけるのに結構時間がかかってしまった。
また番号だけで探すのではなく、配架場所も見てから探すことが大切であることが分かり、改めて利用方法を確認することが出来ていい機会になった。
図書館にあるパソコンだけでなくスマホからでも簡単に調べることが出来るので、今後のレポートを作成する時や研究をするとなった時に活用できそうだなと感じたので忘れずにしようと思った。
佐藤 駿希
今回のゼミ活動は図書館の利用体験ということで、大学の勉強に役立つために情報が必要な時など本を利用することがあると思ったのでとても良かったです。
また今回調べた本の課題において、日本の福祉を発展させるために色々な人達が身を削って行動し頑張っていることがわかりました。
今も福祉を変えていこうと頑張っている人達がいると思うと自分も勉強などを頑張っていきたいなと考えました。
ほかにも図書館にある本の中で学校の授業などとリンクしている本も多いと思うので、個人的に気になったり、長濱先生が従業で紹介してくれた本なども見てみたいなと思いました。
鶴岡 ゆい
今回のゼミを通して、本を検索するときにキーワードなどを用いて検索することができ自分の気になっている言葉が入っている本を調べたい時でも活用できると思いました。
調べた本の内容に関しては人間の倫理について書いてあり、人間について深く知るきっかけにもなりました。
みんなで協力して本を探すことができてとても楽しかったです。
以前に行ったカードゲームを思い出しました。
これからもこのような活動をしていくのが楽しみです。
ちなみの各自1冊目の課題は下記ようになっています。
ケアの社会学 : 当事者主権の福祉社会へ 上野千鶴子 太田出版
問 当事者とは誰か
ケア学 越境するケアへ 広井良典 医学書院
問 ケアの外部化とは何か
良い支援? 寺本晃久・末永弘 等 生活書院
問 ピープルファーストとは?ピープルファーストが問いかけたものとは?
8050問題 中高年ひきこもり、7つの家族の再生物語 黒川祥子 集英社
問 安心してひきこもれる社会とは?
障害とは何か : ディスアビリティの社会理論に向けて 星加良司著 生活書院
問 労働をめぐる不利益の更新とはなにか。
知的障害者の地域移行と地域生活 鈴木良 現代書館
問 中間施設・グループホーム・アパート生活における無力化の過程とは?
障害の思想 共存の哲学は可能か 武井満 星和書店
問 「この子らを世の光に」の解釈は?
図書館を利用する体験は今後の資料確認などに大いに役立ちますので継続していきたいと思います。
次回のゼミナールは、今回の課題の報告会になります。
長濱展開ゼミナール一同