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張ゼミ

地中熱ヒートポンプを用いた胡蝶蘭栽培

2017年12月20日 水曜日 / カテゴリー 張ゼミ

僕らのゼミのテーマは環境経済学で、今年は地中熱ヒートポンプの利用を課題として取り込んでいます。夏休みに入った8月10日に赤平市へ行き、地中熱ヒートポンプを導入して胡蝶蘭を生産する赤平オーキッド社を見学しました。ご多忙の中生産部長の市川様にご案内いただきました。

赤平オーキッドは、東北以北で最大級規模の胡蝶蘭栽培を行っています。胡蝶蘭は水やりもほとんど必要なく咲いた花は2ヶ月も持つ高級な花ですが、もともと赤道近くに咲く花で栽培には年中通して18°の温度が必要だそうです。寒冷地である北海道では冬期間の室温管理が最大の課題となっていました。

2008年に、既存の灯油式暖房設備を地中熱ヒートポンプに改修されました。それに加えて、外断熱の複層エアーハウスを採用することで断熱性を高めることでき、光熱費と二酸化炭素排出量が共に灯油温水ボイラの1/3にまで削減することができたといいます。

赤平オーキッドを見学して、地中熱ヒートポンプのすごさ、便利さがすごくわかりました。設置するときには多大な費用が掛かりますが、人にやさしく環境にやさしい地中熱ヒートポンプは今後たくさんの場所で採用されるべきものだと感じました。行く前の自分より多くのことを学べ、今後の環境問題への執念は強くなっていくなと実感しました。

 西剣太郎・野原陽介 (経済学部2年生 張ゼミ2017.12.5)

赤平オーキッド社の絶対満開の最高級の胡蝶蘭

地中熱ヒートポンプを用いた胡蝶蘭栽培

 

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