昨年（2016）、江口ゼミとNEC東京本社の共同事業で「アサヒカワノミライプロジェクト」（旭川の未来プロジェクト）を実施しました。９月17.18.19日の食べマルシェ会場で「旭川の魅力」に関わる聞き取り調査を行い、それに基づき12月にcocodeで「旭川の2042年像を考える」ワークショップを開催しました。それが縁で、NEC東京本社の大賀さんや柳橋さんと知り合いました。プロジェクトの際には大変お世話になりました。今回、 大賀さんから、プロジェクトのねぎらいを兼ねてか、冷風機をいただきました。

大きな段ボールが送られてきた時、「これは何だ、誰からの荷物だ」と江口先生とゼミ生全員が驚きました。送付人はアマゾンとあるだけで不明なため、爆弾かもしれないとか、誰かの嫌がらせかもしれないとか、身に覚えが多すぎる江口先生は、身元が明らかになるまで開けるなと指令を出しました。ゼミの中で憶測が飛び交い、卒業生に問い合わせたり、大騒ぎになったため、仕方なくアマゾンに連絡したところ、「名前は教えられませんが、ギフトです。送付人にその旨を伝えます。」とのことでした。しばらくして、各方面から連絡が入り、犯人は東京の「大賀さん」だと判明しました。

段ボールを開けると中には、これまで見たことのない大きな本物の冷風機が入っていました。ちょうど「北の大地・旭川」も、猛暑が続き始め、連日気温30℃以上を記録しかけた時期です。これを書いている今日（14日）は34℃です。エアコンなどない極暑のゼミ室で、夏バテになりかけていた私たちですが、とても涼しく心地よい風に癒やされ、みんな旭山動物園のお猿のように涼しさを求めて、冷風機の回りに群がっています。これでゼミ活動が進むこと請け合いです（「ホントか？」江口談）。

大賀さん、本当にありがとうございました。ゼミでは暑い時期もプロジェクトが目白押しですが、この冷風機さえあれば、夏バテすることなく無事に乗り切れそうです。今年の「駅マルシェ」でも江口ラーメンは出店しますので、ぜひ食べに来て下さい。これからもよろしくお願いします。（3年生　浜頓別町出身　齋藤晶仁）