パスワードのリセットをリクエストしますか?

江口ゼミ

愛別町「雪中ソフトボール大会」でジンギスカンに舌鼓

2018年03月09日 金曜日 / カテゴリー 江口ゼミ

場所 愛別球場・山村広場
日時 3月4日(日曜日) 9:00 プレイボール

3月4日(日)、愛別町の「雪中ソフトボール大会」に出場しました。今年の出場チームは全70チームでした。去年は1勝1敗で、リーグ優勝を逃してしまったため、今年は新戦力として、高校の野球部で活躍していた1年生と、元気あふれる女性2名(1人は僕の彼女ですが・・・)をドラフトして全勝をめざしました。試合の後は、参加賞でジンギスカン大会もあるため、ソフトボールよりも食い気で出場する人も多いようです。江口ゼミもOB2名が大会後のジンギスカンを狙って馳せ参じました。

同大会では、チームに40歳超を1名以上か、女性2名以上が含まれることが求められます。ボールは雪の中でも目立つように赤色です。ピッチャーは速球禁止で、山なりに投げ、打ったら、通常の一塁ではなく、三塁の方向に逆回りに走ります。雪かきしていない膝まで降り積もった雪上で行われるため、打ってもゴロにはならず、むしろボールがズボっと埋まって、見つけるのに苦労します。守備力というよりも、いかに雪の中を迅速に動き回れるかが勝負です。大方の人は、走塁や守備で走ると転けてしまい、珍プレーが続出します。

当日は、時折小雨が降るといいうあいにくの天候。初戦の相手は「ミンクス旭川」さんです。同チームは毎週練習をしているという、バリバリのソフトボールチームです。女性3名も強者でした。江口ゼミはぶっつけ本番。今年も「エースで1番」の江口先生が初回から連打で集中砲火を浴びたり、守備でも打球が雪に埋まり探すのに一苦労してしまったりの苦しい展開です。打撃では、打っても足が雪に取られたり、バットを結んである紐が足に絡まったりで転びまくり、そんなこんなで試合が終わってみると4‐18と惨敗でした。

1試合目が終わると経営学のゼミらしく、敗因を分析して戦略転換を考えました。守りを固めて、口先で相手を呑み込み、セコく点を取るという、江口ゼミに常套の優れた戦略です。2回戦目は「愛別町役場建設課」さんでした。初回に得点を許したものの、江口先生の山なりの速球が走り、2回以降は無失点。1年生岩井君の口先と同年生堀川君のアホさも冴えて、雰囲気も上々。おかげでバッティングも調子に乗って、女性2名も相手につけ込みエラーを誘い、全員安打の破竹の攻撃でした。結果、16‐4で今大会初勝利することができました。

試合が終わった後は、お待ちかねのジンギスカンです。寒い中で炭火を囲んで、ジンギスカンを食べるのは最高です。雪の中で、無駄に動き回ったため、みんな腹ペコちゃんで、用意してあったお肉はペロリと平らげてしまいました。日本有数のキノコの産地らしく、愛別町産を使った美味しいきのこ汁が、お替わり自由で無料配布されており、キノコ嫌いの私でさえ、お替わりして食べました。これをきっかけにキノコ嫌いが克服できそうです。1チーム5,500円の出場料で、このサービスは、雪中ソフトリピーターが増えること請け合いです。

大会を準備して、運営してくださった町役場の方々にも感謝です。おそらく総出の休日出勤だったと思います。「火が弱い」だとか、「きのこ汁もう一杯」だとか、の要望にもニコニコと手際よく対応してくださいました。私も愛別町に住んでみたくなりました。9月に開催される「あいべつ『キノコの里』フェスティバル」にも行きたくなりました。それよりも、来年こそは全勝を目指して、日々のキャッチボールと、雪の上を素早く走る訓練と、技術のなさを補う口先づくりに励んでいきたいと思います。(名寄市出身 3年 今村勇斗)

 

TOP