7月26日(火)に齋藤ゼミで上川町地域未来塾に参加しました。地域未来塾とは中学生を対象とし、地域住民などの協力により学習支援を行う活動です。この活動は地域の教育力向上を図る取組として北海道の教育において重点的な取組に指定されています。地域未来塾での私達の役割は中学生の学習サポートをすることでした。この日は夏休み中にも関わらず15名程の中学生が参加してくれました。話を聞けば、受験を控えている3年生や中学生として初めての夏休みを過ごす1年生など学年は様々でした。13時30分に勉強開始になりました。皆、夏休みの宿題を早速始めました。私は主に野球部の男子生徒のサポートをしました。初めは隣にいる知らない大学生を見て緊張していたようだったが、学校の話、野球の話を少しずつしていくうちに「ここはどうしたら解けますか??」と質問してくれるようになりました。その生徒は英語の長文読解をやっていました。私がすぐに答えを教えてしまえばその子が答えに至るまでの手順を踏まずに進んでしまうと思ったので、「Annはどんな話をしている??」「これはどういう意味??」「じゃあこことここが繋がってくるのがわかる??」と少しずつ答えに至るまでの手順を踏んで教えることを意識しました。そうすると、中学生の「できた！」「わかった」が増えてきて終わり頃には回答までのスピードが上がってきました。非常に印象的でした。私としても良い学びになったと思います。
この活動は中学校と教育委員会、そして大学が連携しています。中学生にとっても大学生にとっても学びにつながる良い活動だと思います。私は初めての参加だったのですが、またこのような機会があれば参加してみたいと思います。（文責　経営経済学科３年　木村駿斗）