パスワードのリセットをリクエストしますか?

齋藤ゼミ

北海道旭川南高校での実習を終えて(教職課程)

2016年12月22日 木曜日 / カテゴリー 齋藤ゼミ

8月23日(火)から12月20日(火)まで教職希望者向け講座「授業実践演習」の実習を母校の北海道旭川南高等学校で行いました。担当学年は3年生で,科目は地理歴史(日本史)を担当しました。また、今回の実習では授業だけでなく競歩遠足、体育大会や1年次開講科目「産業社会と人間」のライフプラン発表、2年次「総合課題」研究発表など、たくさんの生徒の活動を参観できました。約4か月にわたって教育実習とはまた異なるより幅広い教員体験を積ませていただきました。

この実習で授業を行う上で、重視していたことは授業において「生徒との関わり」を生かして生徒の意見を引き出すことでした。教育実習を振り返ると,私が一方的に説明してしまうことが多かったように思います。そのような授業では生徒の思考力を育むことはできません。また主体的な学習態度も養えません。最終的に今回の実習では,その課題を十分に意識して授業することが出来たと感じました。授業を積み重ねていくうちに生徒が自発的に答えてくれるようになりました。

日本史の学習内容においても「なぜ起きたのか?」と発問することによって生徒がただ覚えるのではなく、歴史を探求し理解を深められるように工夫しました。また生徒が自ら答えることができるような指導法にも留意しました。板書についても当初「見づらい」という指摘があったため「わかりやすい板書」を意識して授業に臨みました。

12月9日(金)には日本史の最後の授業がありました。板書については「見やすかった。」という感想を生徒から多くもらえました。勿論授業の展開についてはまだまだ考えていかなければいけませんが、何よりも「生徒のために」という意識をもって実践するということが出来たし,その成果を生徒たちのコメントから実感することが出来て良かったです。

「生徒との関わり」については私の中で最も大きな課題であり難しく感じました。それでも私なりにできることは何かと考え,実践しました。そして12月16日の最後の授業「来年卒業する皆さんへ」では生徒たちと楽しい時間を過ごすことが出来ました。不甲斐ない部分も多くありましたが私の授業を受けてくれた高校生のみなさんに心から感謝しています。

最後になりましたが、この授業実践演習の実習に当たり、多大なるご尽力をいただいた北海道旭川南高等学校の田中校長先生、久保教頭先生、小西先生、指導教諭の川崎先生をはじめ教職員の皆様に心から御礼を述べたいと思います。ありがとうございました。(文責 経済学部経営経済学科4年 野島亮)※写真は掲載許可を頂いております1311065%e3%80%80%e9%87%8e%e5%b3%b6%e5%ae%9f%e7%bf%92%e7%94%9f%e3%80%80%e6%97%ad%e5%b7%9d%e5%8d%97%e9%ab%98%e6%a0%a1%e3%80%802016-12-16

TOP