令和４年7月７日(木)に上川町立上川中学校での第３学年を対象にオンラインアプリ（Zoom）を用いて「プレゼンテーションバトル」を実施しました。

今回の授業は3、4校時の合計100分間の授業でした。この授業は総合的な学習の時間（地域学習）の一環で行い、1年生１０名が初めて授業を行いました。

授業の狙いは「学生のプレゼンを聞き、生徒が上川町役場での発表に生かす」です。生徒は7月20日に行われる上川町議会への提言に向け準備を進めているところです。その為、学生は生徒の参考になるようなPowerPoint作成やプレゼンを行いました。

プレゼン内容は「食べマルシェを盛り上げろ！」というテーマで行いました。

まず、初めに「食べマルシェ」がどのように出来たのかを説明しました。その後、生徒にはプレゼンバトルを審査する項目を説明しました。

審査項目は①聞き手を意識している。②言葉やスライドが見やすい。③伝えたいことが明確である。④どちらの食べマルシェに多くの人が来るか。この4つの項目で評価してもらいました。

その後、2チームに分かれプレゼンテーションバトルを行いました。

1チーム目は、「チーム旭大」のプレゼンテーションでした。

チーム旭大のプレゼンテーションでは、札幌市にある「おすしパフェ」や釧路市の「スパカツ」、旭川市の「かざぐるま」、「ジュンドッグ」、上川町の「赤ビーツヨーグルト」、江丹別町の「カウ&カーフ」など旭川市に限らず、学生の地元の美味しいお店を紹介しました。プレゼンの中では、クイズなども織り交ぜながら参加型のプレゼンになっていて好評でした。生徒の評価は非常に良く、 「PowerPointが見やすい」、「写真が多くてわかりやすい」などPowerPointに関する評価が良かったです。

次に、「チーム南高」の発表でした。

チーム南高のプレゼンテーションでは、中富良野の「ポプラファーム」、富良野の「肉まんま」、旭川市の「Sweet &donuts Do」、深川市の「蛯天」、札幌市の「餃子製造所」などを紹介しました。チーム南高の発表では、全ての店舗に学生が行き、その店舗の魅力を伝えていました。生徒の発表では「写真が見やすい」、「発表がわかりやすい」などプレゼンについての評価が高かったです。

プレゼンバトルの結果は、僅差ではあったもののチーム南高が勝利しました。1年生は初めてのプレゼンだったこともあり、非常に緊張していました。どちらのグループも1年生とは思えないクオリティーでした。今後、回数を重ねていくことにより、プレゼンが上手くなることを期待したいです。

最後になりますが、合計４時間分の授業を任せて頂きました上川町立上川中学校の校長先生をはじめとする多くの先生に感謝申し上げます。

（文責　経済学部経営経済学科　４年　佐々木　優汰）