【活動報告】永山東小学校2年生が、大学を訪問しました
2024年6月10日に永山東小学校の児童15名程が地域探究の一環で旭川市立大学に来てくれました。私たち齋藤ゼミが、学生生活における話題提供とキャンパスツアーを実施しました。
初めに児童に向けて、秦野(経済学部2年)と中塚(経済学部3年)、樋口(経済学部4年)の3名が「大学生活で得た学び」をテーマとした発表をしました。トップバッターの秦野は、主に大学生活を充実させるために何をすべきかを発表しました。パワーポイントを用いてこれまでの学生生活で訪れた道内の魅力に溢れた土地を写真で紹介しました。自由な大学生活だからこそ、自分でどう時間とお金を使うかを考え目的を明確にして生涯に残る学生生活にして欲しいということを伝えました。
次に、中塚が発表しました。彼はチャレンジすることの大切さを話しました。自分が苦手としていることから逃げず、まずは挑戦すること、そして挑戦して後悔することは無いということを子どもたちに伝えました。人前で話すことが苦手という彼が、皆の前で発表している姿から子どもたちも勇気を貰ったと思います。
最後に樋口が発表しました。彼は、自分の好きなことを活かす大切さを発表しました。元々彼は人と話すことが好きで、大学生活を通し好きな事を活かせる場があることを学びました。そして、それを将来に繋げていきたいと話していました。彼の発表では子どもたちと対話しようという姿勢が見られ、まさに彼の長所を存分に活かされていた発表でした。子どもたちは私たちの発表を真剣に話を聞いてくれました。そして「それ、何?」「すごい。綺麗」など積極的にリアクションをしてくれました。とても話しやすかったです。発表後の質問タイムでも多くの児童が手を挙げてくれました。子どもたちのこうした反応は、周りの目を気にして中々発表出来ない私たち大学生にとって新鮮でした。
少し時間が押してしまいましたが、大学内の施設見学に向かいました。経済棟211教室をスタートして、短大の251教室(実際に大学生の授業風景を見てもらいました。佐井先生、ご配慮ありがとうございました。)、北辰館、図書館を周り経済棟に帰りました。最後に子どもたちからお礼の言葉をもらって終了しました。
今回の活動でも、子どもたちから多くを学びました。私の発表では、十分にシュミレーションして臨んだものの、それだけでは不十分なことに気づきました。例えば子どもたちからの様々な反応をまとめきれず、時間が押してしまったことは反省点です。子どもたちの視野の広さや感受性に驚かされました。普段自分が物事に無関心であることに気付きました。
ゼミ活動の中で子どもと関わると、子どもたちから学んだり、気づいたりすることがとても多いです。今後の活動では、それらを活かしていきたいと思います。
(文責 経済学部2年 秦野一花)