【活動報告】上川中学校の地域学習の事前準備として、5月28日に同町においてフィールドワークを実施しました。
私たち齋藤ゼミは,6月25日から約1ヶ月にわたって上川中学校の総合学習に関わります。そのための事前学習として5月28日上川町でフィールドワークを行いました。
上川町ではラーメンが有名です。美味しい大雪の湧水を使用して製麺し、スープを作ったラーメンが食べられます。「ラーメン日本一の会」もあります。そこで私たちはラーメンを食べ、エスポワールの鐘に行き、大雪森のガーデンでジェラートを食べるという計画を立てました。今回は齋藤ゼミナールの2・3年生と4年生2人の計9名が参加しました。
しかし今回のメンバーの運の悪さは想定外でした。上川町に着いた時間が火曜日の13時過ぎということもあり、ラーメン屋さんはスープ切れだったり、営業時間外だったり、団体客で貸切でした。齋藤先生から、よもぎ餅が美味しいということを聞いて、ひめや製パン菓子舗さんを訪れると、よもぎ餅はこの日に限って売り切れでした。気を取り直してエスポワールの鐘にむかいましたが、昨年までにはなかった「熊出没注意」の看板がありました。今年は上川町にもよく熊が出没していることから、私たちのこの時の運の悪さを考慮して(本当は危機管理の観点から)エスポワールの鐘の見学も断念しました。
しかしこれ以降は順調でした。今年の1月に上川町PORTOで0円食堂を実施しましたが、その第2弾を夏の終わりに実施するために、上川町地域おこし協力隊の大城美空さんとPORTOで打ち合わせを行いました。これは順調に終了しました。打ち合わせが有意義なものとなってよかったです。最後に大雪森のガーデンへと行きました。大雪森のガーデンでは色とりどりの花など咲き誇っていました。広大な自然を満喫しながら食べるジェラートは絶品でした。ゼミ生たちも景色に夢中になり写真を撮る人が多かったです。4年生のゼミ生の樋口迅人さんは「木のいい匂いがした」、2年生のゼミ生の若林蓮人さんは「あの空間が癒された」など自然に感動していました。
今回のフィールドワークは、上川中学校の総合学習に関わるために毎年ゼミでやっている恒例行事です。今年はラーメンやよもぎ餅を食べられなかったり、エスポワールの鐘を見られなかったり、など多少のアクシデントがありました。フィールドワークとしては少し不完全燃焼でしたが、これからもっと上川町のことを勉強して、中学生と関わって行きたいと思っています。地域を知ることの大切さを意識して頑張っていきたいです。(文責 経済学部経営経済学科2年 佐藤樹)