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熊田ゼミ

附属幼稚園の園開放(もも組教室)で設定保育を行いました(五十嵐ゼミとの合同ゼミ活動)

2023年01月29日 日曜日 / カテゴリー 熊田ゼミ

五十嵐ゼミと熊田ゼミでは昨年度から合同ゼミ活動として
附属幼稚園の園開放(もも組教室)でのボランティア活動を行っています。

園開放では未就園の子どもたち、在園児の妹さんや弟さんなどが
お母さん、お父さんと一緒に幼稚園に来て、親子で楽しく遊びます。
そのような中で無理なく少しずつ就園に向けた準備をしたり、
子育ての困り事や心配事を園の先生に相談したりすることができます。

幼稚園というと3歳児以上の子どもたちを思い浮かべる方々が多いと思いますが、
このように小さい子どものいるご家庭とのかかわりや育児に関する相談など、
地域の子育て支援の拠点という大切な役割もあり、その重要性はますます増しています。

五十嵐ゼミと熊田ゼミの2年生が混合でグループを作り、
2回に分けて秋に園開放での遊びの様子を見学させていただきました。
今回はその経験を踏まえて、設定保育を行わせていただきました。
(昨年はコロナの影響で実施できなかったので、初の設定保育となりました!)

もうすぐ節分、ということで、今回のテーマは「おにのでんでんだいこづくり」でした。
自分たちで遊びを考え、指導案を作成するところからのスタートでした。
はじめのうちは、頭の中だけで遊びを考えていた学生たち。
しかし、試作品を作り、模擬保育を繰り返すうちに
「実際にやってみながら考える」ことの大切さにあらためて気づき始めたようでした。

前日までに準備万端に整えて、いよいよ、当日。
最初のうちは緊張気味の学生たちでしたが、
楽しそうにでんでんだいこを作る親子の笑顔に励まされ、
少しずつかたさがとれて、自然なかかわりが見られるようになっていきました。

最後は、ピアノに合わせて歌を歌ってお別れだったのですが、
作ったばかりのでんでんだいこをうれしそうに持ちながら、自然に学生たちの列に加わって
一緒に歌を歌う子どもたちの姿もあり、学生にとっては何よりのプレゼントでした。

終了後には、振り返りも行いました。
園開放担当の先生方や園長先生からも貴重なご助言をいただき、生きた学びの時間となりました。
普段、保育者がさりげなく行っていることの中には、実はたくさんの知恵が詰まっていて、
それは子どもをよく見て、子どもをより深く理解しようとする姿勢があるからこそ
生み出される実践の知であることを改めて学ばせていただきました。

今回参加してくださった親子の皆さま、そして附属幼稚園の先生方に
心より感謝申し上げます。

次回は2月にもう1つのグループが設定保育を行います!

※写真は保護者の承諾を得て使用しています。




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