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短期大学部

1/9玉置妙憂先生「逝く人を支える」開催しました。

令和2年度介護従事者確保総合推進事業「介護のしごと魅力アップ推進事業」の補助を受け、玉置妙憂先生をお呼びし、1/9に講演会「逝く人を支える~人生の最終章に寄り添うために」を開催しました。

 

玉置妙憂先生は看護師でもあり、僧侶でもあります。そして現在は、ラジオニッポン放送系「テレフォン人生相談」のパーソナリティもつとめられています。

科学だけでは解決のできない問題に気付かれ、僧侶として「魂(スピリチュアル)」を看ていきたいと考えたそうです。

医療と患者、「からだの治療」と「こころのケア」のアンバランス。「死に逝く人」と「死を知らぬ看取る人」の葛藤。家族、医療・福祉従事者の苦悩。それらを見つめつなげてゆく仕事をされています。

 

誰にでも訪れる死。

医療の発展の裏側に、生活から死と向き合う過程が抜け落ちてきた、ということが講演が始まりました。

その中で玉置先生が取り組んでおられる「スピリチュアルケア=スピリチュアルペイン(終末期にいる方がかかえる心の奥底にある痛み)を取り除くこと」は、介護や福祉のケア職にこそできるのではないかというお話でした。

先生のお話には、生きている人、支えている人、病気を持つ人、さまざまな人たちを勇気づける言葉がたくさんありました。

先生ご自身の体験や現在の活動を、ユーモアも交えてお話しいただき、お話しに引き込まれるあっという間の2時間の講演となりました。

詳しくはぜひ先生のご著書をお読みください。「逝く人を支える(中央法規出版のサイト)」

 

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、「新北海道スタイル」に準じた新型コロナウイルス感染拡大防止対策を講じた上で実施しました。

人数を制限しての開催となり、申込をお断りさせていただいた方がたくさんいらっしゃいました。大変申し訳ございませんでした。

なお、申込し当日欠席された方には、テキスト配布した玉置妙憂先生のご著書「逝く人を支える(中央法規出版)」を郵送しました。ぜひご自宅でお読みいただければと思います。

 

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