令和5年度、精神保健福祉援助実習報告会が12月12日(火)に行われました。

8月から10月にかけて実習生13名が医療機関と地域機関の2か所で計210時間以上の現場実習を行い、その成果を報告しました。今年度の報告会は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、前年度に引き続き、オンラインと対面にて実習指導者の方々に参加していただき、実施しました。

13名の実習生は精神保健福祉士の資格習得に向けて、2年生の後期から現在に至るまで精神保健福祉に関する学びを深め、実習が始まる前には各自、事前学習や実習計画で目標・達成課題を設定し、実習に挑みました。

実習報告会ではPowerPointを用いて、「当事者の想いに寄り添う支援」「自己覚知・自己変容を通じた学び」「患者・利用者との関係性構築のために必要な技術」などについて13名の学生それぞれが実習を通して考え、得た学びが報告されました。

これらの実習で得た学びを活かし、患者・利用者の方と同じ目線に立って寄り添い、吐露された言葉を真摯に受け止め、その人らしい生活ができるように共に考え、支え合っていける専門職として活躍していきたいです。

コロナ禍という大変な中、実習を引き受けて下さいました実習関係機関の皆様、患者・利用者の皆様、教職員の皆様、改めてお礼を申し上げます。また、お忙しい中、精神保健福祉援助実習報告会にお集まりいただき、ありがとうございました。

保健福祉学部コミュニティ福祉学科4年

精神保健福祉援助実習生一同

(文責:コミュニティ福祉学科4年 増田美玖)