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teacher・seminar
教員/ゼミナール・研究室
研究内容
こども家庭福祉を専門としています。2023年には『子どもたちが望む「家庭的支援」—児童自立支援施設の職員と子ども調査から—』の一部を執筆させていただきました。その中では、実親以外による子どもへのケアが家族になぞられることの問題を認識しつつ、家族援助の象徴ともいえる夫婦制による支援を展開してきた児童自立支援施設での実践のうち、「家庭的」と言われる支援の現状について調査・分析することができました。
その一方で、人材不足が叫ばれて久しい「福祉専門職」がなぜ燃え尽きてしまうのか。この問いに対する答えを見つけて、長く働きやすい職場を作り上げていくための方策について研究を進めています。
学生へのメッセージ
新しいことに前向きに挑戦しながら、社会福祉学をともに学んでいこうとする学生を歓迎します。私が最も大切にしたいと考えているのは知識や経験の有無より、「なぜだろう」と問いを立てて、人の生活や地域コミュニティの課題を自分の言葉で考えていこうとする姿勢です。
社会福祉学は、誰かを支える方法を学ぶだけでなく、人と社会・コミュニティとのつながりを見つめ、よりよいあり方を探究していく学びでもあります。失敗を恐れず、試行錯誤を重ねながら、対話を通してともに成長していけることを楽しみにしています。
地域との関わり
私が旭川に戻ってきたのは2008年のこと。私にとって大切な地元である「東神楽町」、そして3年間通った出身高校があり、本学が所在している「旭川市」の地域福祉に貢献したいと考え、いろいろな取り組みに関わっています。
世代を越えた交流(詳しくはゼミの項を参照)、福祉のまちづくり、スクールソーシャルワーカーが活躍できる仕組みづくりに関わってきました。
すべての場面においてそれぞれの地域の人びとが主体的に取り組んでいく強い思いがあったからこそ続いているものばかりです。「つながりをつくる」だけではなく「つづける」ことを念頭に活動をサポートしています。
ゼミ・研究室での取り組み
栗田ゼミナールでは、こどもを取り巻く社会課題をテーマに、文献学習と地域実践を組み合わせた学びを行っています。ゼミでは、地域住民やこどもたちと協働するフィールドワークを重視し、「エコチャレンジ!CLEANGO」「春光台未来プロジェクト」などの地域連携活動を通して、世代を越えた交流や地域課題の解決に取り組んでいます。
学生は、調査・企画・運営・振り返りまでを主体的に経験しながら、社会福祉の視点から地域づくりや持続可能な社会(SDGs)について実践的に学びます。こうした活動を通して、地域社会の一員として課題を発見し、解決に向けて行動する力を育成しています。
