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teacher・seminar

教員/ゼミナール・研究室

短期大学部

椎名 澄子

SHIINA SUMIKO

主な担当科目
造形表現 図画工作 北海道学
出身地
札幌市
趣味
ドライブ
座右の銘
情熱に勝る才能なし

研究内容

彫刻を基盤とした空間造形表現を中心に、〈表現すること〉そのものの意味や可能性を探究している。

素材の質感や空間の気配、光や風といった環境要素がもたらす知覚的経験を重視し、人と環境のあいだに生まれる関係性を造形によって可視化する。また、子どもや自然との関わりから立ち上がる感覚や記憶の層にも注目し、造形表現が人の内的世界をひらく契機となるプロセスを考察している。

創作活動と並行して、表現教育や造形ワークショップの実践も行い、芸術が育む感性や思考のあり方について学術的・実践的両面から研究を深めている。その中で、経験や感覚の変化が形態へと移行する過程を、空間表現の中で意識的に検証している。

学生へのメッセージ

私が人と関わり、物事に取り組むときに何より大切にしているのは、誠実さと公平さです。与えられたものをただ受け取るのではなく、その中に自分なりの意味を見つけ、どんなことでも面白がって取り組める姿勢を大切にしたいと思っています。

また、ユーモアを忘れず、常に未来を創造する意識で挑戦してほしい。今、目の前にある課題や素材の向こう側には必ず「人」がいるということを感じながら、まだ出会っていない子どもたちの笑顔を想像してほしい。消費者としてではなく、生産者として新しい未来を一緒に形づくっていける学生と学べることは、私にとって何よりの喜びです。

地域との関わり

旭川市彫刻美術館で市民向けの鋳造技法体験教室の講師を務め、実際の型や原型を示しながら、彫刻家だからこそ伝えられる制作工程を共有する活動を続けています。

また、市内の美術館や企画画廊で個展を開催し、作品を通じて地域の人々と表現を介した対話を育んできました。さらに、学生とともに美術館や図書館などの社会教育施設に出向き、子ども向けワークショップを実施することも大切な実践の一つです。

彫刻の街・旭川で地域とともに表現を育む経験は、創作と教育の双方を豊かに広げる重要な関わりとなっています。

ゼミ・研究室での取り組み

私のゼミでは、美術館や図書館をはじめとした地域の社会教育施設で、子ども向けの工作ワークショップを企画・実施しています。

学生は実際に地域へ出て、次に出会う子どもたちを思い浮かべながら材料や道具の準備を進め、活動空間のレイアウトや子どもの動線までを検討し、ワークショップを組み立てていきます。当日は、子どもたちの表現する様子を丁寧に観察し、その姿を保護者の方へ言葉でしっかり伝えることも大切な実践です。また、子どもが自由に表現を楽しめる環境を保障することが、保育者や大人の重要な役割であることも学んでいきます。

地域というフィールドに飛び出しながら、表現を支える視点と実践力を育むことを目指しています。

Webサイト・SNS

詳しい活動はSNSで発信しています。

椎名ゼミ (@417zemi)