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椎名 澄子 先生

子どもと地域の未来を支えるn保育者を育てる
子どもと地域の未来を支えるn保育者を育てる
憧れの仕事、保育士
保育所や幼稚園に通うお子さんたちから「先生大好き」とたくさんの愛を受けとめるお仕事。それも保育士や幼稚園教諭の魅力です。子どもの一瞬一瞬の成長に立ち会えること、そしてその成長を支える環境そのものをつくりだせることに、この仕事の喜びがあります。
先日、小学生向けに、保育者の仕事を体験できるインターンシップイベントを開催したところ、27人の募集枠に178人もの応募をいただきました。子どもたちにとって保育所、幼稚園の先生というのは憧れの仕事です。「お母さんが保育士」という学生も多いです。お母さんが自分の子どもに、保育者の仕事のやりがいを伝えたくなる、そういう魅力がある仕事なのだと思います。
施設勤務など就職先の選択肢は拡大中
本学科では、国家資格である幼稚園教諭二種免許状と保育士資格を、所定の単位を履修することで取得できます。保育士資格を取れる公立の短大は道内でここだけです。初級パラスポーツ指導員資格や音楽療養士資格など、障がいや療育に特化した資格も取得可能です。
少子化が進む一方で、一人ひとりのお子さんに手厚い保育を求める時代になり、保育者の需要はますます増しています。
また、近年は、保育士の資格を活かし、子育て支援センター、障がい者施設、児童養護施設、病院、自治体など、就職先の選択肢はますます増えています。若いころは保育所で子どもたちと元気に、中堅・ベテランになってくると落ち着いた働き方ができる職場に、というような働き方も可能です。

学外で就職後の備えができる!
「子どもが大好き」という思いが保育者を目指す動機になった学生は多いと思います。そうした学生たちにとって、机上の学びだけでなく、学外実習やゼミの活動の一環で、地元で子育てサロンやワークショップの開催、提携関係にある旭川志峯幼稚園での活動など、学外でお子さんと触れ合える機会は、資格の知識だけでなく、子どもを理解する場、地域とつながる経験、そして想像力や表現力といった、人としての基盤になる力を磨く場になります。
学生たちが就職後、長く働き続けるためには、子どもとのコミュニケーションだけでなく、保護者とのコミュニケーション、他者との関係づくりも大切になってきます。学外実習やゼミでは、保護者など大人とのコミュニケーションを経験する機会がたくさんあります。
「こども地域学科」に名称変更
幼児教育学科は約50年、何千人もの保育者を輩出してきました。その役割は引き続き大切にしていきます。その一方で「幼児教育」という言葉は、幼児に対する教育に限定されているように受け止められる面があります。ですが現代の子育ては、幼児だけでなく、保護者、地域の保育者、学校、行政、地域の方々などとの様々な連携がなければ実現できません。
そこで私たちは、令和6年4月から学科内にワーキンググループを立ち上げ、「これからの公立の保育者養成校はどのような姿であるべきか」というテーマについて、5年後、10年後、その先を見据えて検討してきました。
本学には「知の拠点として地域社会に貢献する大学」という建学の理念があります。この理念のもと、保育者を目指す学生だけでなく、地域の方々や、これから地域を支える若者たちとともに、子どもの魅力や保育の価値を分かち合い、学び合える学科でありたいと強く考えるようになりました。「こども地域学科」という名称には、“社会に開かれ、地域の未来を担う保育者を育てていく”という決意が込められています。
「地域」とは旭川だけに限定したものではありません。学生たちは就職で地元に戻ればその地域の担い手になります。その地域の家庭・保育施設・学校・暮らすまちー子どもを取り巻く全ての生活圏をしっかり支えていける保育者育成に力を注いでいきます。

多様な経歴のある先生がお待ちしています。
こども地域学科には、体育、声楽、療育などさまざまな専門性をもつ先生が在籍しています。私の専門は彫刻で、造形表現を教えています。また保育園の先生や絵本作家、写真家、児童養護施設の職員などさまざまな外部講師が授業をしてくれます。ゼミやサークル、大学祭など4年制の他学部の学生とともに過ごせるのも本学の特徴です。子どもが好き、保育や子育て支援に関わりたい、人の力になりたい。そんな思いを持つ皆さんと、一緒に活気ある学科を作っていけることを心から楽しみにしています。