齋藤ゼミの学生の半数は教職課程を履修しています。そこで教職課程の年初めの活動として、1月9日に藤女子大学教職課程が主催するワークショップに参加してきました。私たちの大学からは7名の学生が参加しました。ワークショップの内容は、Education for Sustainable Development（ESD、日本語訳は「持続可能な開発のための教育」）の視点を踏まえながら50分×3コマの総合的な学習の時間を企画するというものでした。藤女子大学の学生をはじめ北海道教育大学札幌校の学生や大学院生、現職の教員の方々と一緒にそれぞれの専門性や知識を生かして授業づくりをしました。普段はあまり考えたことがない教科の枠を超えた授業作りに悪戦苦闘をしました。しかし家庭科と社会科の観点を融合させた授業を作ることで、実際に教職に就いたときに他教科の先生方と協力をしていきながら授業を作っていくことの大切さはもちろん、社会の授業を作っていく上で「なぜこの実践をするのか」ということを突き詰め、さらに自分の考えをほかの人たちと共有しふりかえるということの重要性に気づくことができました。このような機会があればまた積極的に参加したいと思います。（文責　経済学部3年　加藤沙也佳）