ゼミナール主催でアディクション合同大会を開催しました!!

大会テーマ『アディクションからの回復と支援』
こんにちは五所ゼミナールです。ホームページをご覧いただきありがとうございます♫
私たち五所ゼミナールは、12月4日に「アディクションからの回復と支援」をテーマとし、旭川連合断酒会、名寄断酒会、アディクション回復研究会「明日の会」の皆さんと合同大会を企画・開催しました。今回はその時の様子をお届けします!
合同大会プログラムの前半は、断酒会事務局長より活動についてのご紹介や、五所先生からのアディクショングループと回復についての報告、そして「明日の会」と「断酒会」会員の方々からの体験発表という内容でした。
前段の報告から、アディクションは一度発症すると治らない病気ですが、回復することは可能なため、自助グループというのはとても重要だと理解することができました。
※断酒会についての紹介です。
※聞き入ってしまう五所先生の報告です。
プログラムの後半は、4グループに分かれての座談会です。
座談会は、ピザやお菓子、飲み物を用意し、和気あいあいと楽しめる雰囲気を心掛けました(飲食にかかるものは明日の会のご後援による)。
私たちのグループでは主に、過去の酒害体験についてお話をしていただきました。また、グループのメンバーに、支援関係機関の職員の方がいたため業務専門的な視点からもお話を伺うことができました。
座談会で感じたことは、人とのつながりと周りのサポートの大切さでした。「一緒にお酒をやめてくれた妻の存在に支えられている」、「家族と一緒に参加し、思っている事を言ってくれたおかげで気づくことができた」、「仲間を見つけ、自然にお酒を飲むことがなくなっていった」、などがありました。お話を聞いていると、依存症であるという自覚がない場合が本当に多いのだということに気づきました。また、依存症であるということに気づくことができたきっかけも人との関わりであることがほとんどで、人と人のつながりには大きな意味があると思いました。
ちょっとした雑談で知ったのですが、以前、私たちも参加したパークゴルフのような活動を名寄断酒会でもコロナ以前は行っていたそうです。しかし、現在は人数が少なくなってしまい、計画はしているものの行えていないみたいです・・・。名寄断酒会は当事者家族の参加が多いという特徴がありました!
今回の合同大会で、貴重な体験発表をきくことができ、新たな発見が多くありました。また、市内断酒会だけでなく、名寄断酒会の方々が来ていただいたことで、断酒会活動について幅広く知ることができました。
今回のつながりを大切に、今後も関わりを続けていきたいと思っています!
参加していただいた皆様、本当にありがとうございました!
コミュニティ福祉学科 2年 山田葉月 内田千晴
※みんなで楽しく準備中です。
※みんなでわいわい座談会の様子です。
※今回の合同大会開催について、北海道新聞旭川版(2024.12.5)に掲載されています。
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