信託銀行業界・企業研究会を開催(佐々木(潔)ゼミⅠ~Ⅳ・杉村ゼミとの合同ゼミ)
令和6年(2024年)11月19日(火) 13:00~14:30、三菱UFJ信託銀行株式会社 法務部法務グループ調査役の 杉村 健太 氏による「日本経済社会における信託銀行の機能」をテーマにした「信託銀行・企業研究会」(杉村ゼミとの合同ゼミ)を開催しました。
この研究会は、旭川市立大学地域連携研究センターの市民公開講座(生涯学習エクステンションカレッジ:AEL連続講座)を兼ねており、市民の方々の参加もありました。今回も当大学事務局キャリア支援課の声がけにより、杉村ゼミ・佐々木(潔)ゼミ以外の学生(特に経済学部生)の参加者も多く、盛況の中、実施されました。
更に第二部(14:40~16:10)として、引き続き「杉村 健太」氏により、引き続き、合同ゼミ及び経済学部の学生を対象として「信託受託者としての信託銀行は、契約に記載されている以上の注意義務を負うか?」をテーマに講義をして頂きました。
以下は、参加した「佐々木 潔ゼミ」の一部ゼミ生の「新たな気付き、感想等(要約版)」です。
「デジタルアセット信託に使われているブロックチェーンシステムがあれば、デジタル化するメリットが多数生まれ、これからの未来の可能性が広がると思った。また、学問と実務が相互に作用するという話など、知らなかったことがたくさん学べて勉強になった。(3年:田中 倖成)」
「学問と実務の相互作用をすることで新たな発展が生まれることがあるため、周りで生じる出来事は常に学びがあることがわかりました。(3年:遠藤 健将)」
「信託銀行が単なる金融機関としてだけでなく、企業の事業承継やESG投資においても重要な役割を果たしている点に気付きました。信託銀行の業務は非常に専門性が高く、金融だけでなく法律や税務に関する深い知識が必要だという点に驚きました。また、信託銀行が長期的な視点で顧客の資産形成や社会貢献を支援している点に感銘を受け、信託銀行が日本経済社会において欠かせない存在であることを実感しました。(2年:エキ キチ)」
「自分は公務員か金融系の仕事に就きたいと考えており、今回の授業はすごくタメになった。何気なく遺産は死んでからみたいな認識でしかなかったが、信託という新しい発見のおかげで、杉村健太先生の説明を聞きながら、自分のこれまでになかった知識を得ることができ、すごく楽しかった。(2年:長岡 颯人)」
「投資家にならずとも、信託銀行にお願いすれば簡単に資産管理ができるのが便利だと思った。信託銀行の機能の内、倒産隔離機能について、委託者が倒産しても銀行が代わりに受益者にお金を払ってくれるということなのか?、少し理解できなかった。(2年:川向 生真)」
「信託銀行は、高齢社会やESGなどの社会課題の解決に寄与できることから、デジタル化することで、より幅広く活動できる可能性があることを知った。また、ただ財産を預けるだけでなく、発展までサポートしてくれる信託銀行の機能を知り、銀行との違いがわかった。(1年:德光 紗良)」
三菱UFJ信託銀行株式会社 法務部法務グループ調査役の 杉村 健太 氏
第一部のテーマ「日本経済社会における信託銀行の機能」、参加者も多く盛況です。
第二部のテーマ「信託受託者としての信託銀行は、契約に記載されている以上の注意義務を負うか?」
第二部参加の経済学部の学生
●信託銀行業界・企業研究会を開催(ゼミⅠ~Ⅳ・杉村ゼミとの合同ゼミ)「PDF」