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佐々木ゼミ

財務省 旭川財務事務所による「財政教育プログラム」佐々木(潔)ゼミⅠ

2025年03月16日 日曜日 / カテゴリー 佐々木ゼミ

 令和6年(2024年)11月21日(木)2限の佐々木(潔)ゼミⅠは、財務省北海道財務局 旭川財務事務所から特別講師(管財課財務事務官 名児耶 亮太 氏)をお迎えし、「財政教育プログラム:日本の財政について考えてみよう」の授業を行って頂きました。

 まず、日本の財政の現状について説明して頂き、その後、ゼミ生各自が「個人ワークシート」に歳入・歳出の予算案を記入します。次に、3~4人で一組の班(グループ)を編成する「グループワーク」(今回は、2班編成)で、タブレットを使用ながら議論を行い、予算案のテーマ設定・編成作業を実施し、そして、班ごとに発表・質疑応答を行いました。

 予算案作成に際し、今回も「借金の総額を増やさない(正確には、今年度(令和6年度)予算で借金総額が8兆円増加するので、来年度予算案の借金の増額を8兆円以内とする。)」という条件を付与しました。

 このような中、1班は、「法人税及びその他の税(酒税やたばこ税等)」を増税し、その財源を「子ども・子育て」及び「教育」へ手当て(予算増)するものとなっています。また、2班は、「所得税・消費税及びその他の税(酒税やたばこ税等)」を増税し、その財源を「子ども・子育て」・「地方への交付金」及び「教育」へ手当て(予算増)する(一般の世論とは異なる)学生らしい大胆なものとなっており、全体としては、「子ども・子育て及び教育」を重視するゼミ生の考えが反映されたものになっています。

 佐々木 潔ゼミⅠにおいて、ゼミ生に対し、とても有意義な授業を行って頂いた 財務省北海道財務局 旭川財務事務所の方々に感謝御礼申し上げます。

 

 以下は、参加した「佐々木 潔ゼミⅠ」のゼミ生のアンケート「関心のあるテーマ、勉強になった点、感想等(要約版)」です。

「財政を考えるときに、誰かにとってメリットになることは、誰かにとってはデメリットになってしまうので、そのバランスを調性することが難しいと思いました。社会保障が充実していることは良いことだと思いますが、本当に必要なのか、納税者が納得するのかなど、内容を精査して改める必要があると思いました。選挙制度については、住民票を置いている場所でなければ投票できないので、大学生が投票したくてもできない現状があることが課題だと思いました。マイナンバーカードが普及していくことで、どこでも投票できるようになれば、投票率アップにつながると思います。(1班:德光 紗良)」

「税金の使い方など今の日本が何に重点を置いて、予算を立てているかがわかりました。社会保障に重きを置くのはとても良いことだと思いますが、今後の少子高齢化社会を考えていくと、年金制度や生活保護について考えていかなければ、教育の場面などの本当に使いたいところでお金を使うことができなくなると思いました。(1班:花田 健瑠)」

「日本の歳入と歳出に関する詳細や財政の推移について知ることができた。今後、財政のことを学ぶときに、今回の知識が役立つと思う。(1班:林田 源生)」

「財政について、今まで難しく遠い存在のように見えていたが、今回のイベントを通して詳しく根本から知ることができて良かった。知ることによって、ニュース等の例えば「▲▲に●●億円を投資する」が、どのくらいの規模感で行われているかを、身近に感じられるようになり良かった。(2班:髙島 孝太郎)」

「財源の枯渇の原因の1つに、少子高齢化がある。赤字国債増加による圧迫を解消するためにも、金融政策だけでなく、財政政策が必要だと感じた。(2班:髙橋 弘大)」

「税金・予算について学ぶことで、経済に関連する魅力を感じられます。(2班:ソウ ブンキ)」

「旭川財務事務所の授業を受け、日本の財政の状況を知ることができました。また、税金の使い道について様々な使い方を知ることができました。特に、ここ数年で防衛費が高くなっていることから、今、世界各国で起きている戦争・紛争であったり、北朝鮮などの日本近海の影響もあるのかと考えさせられました。(2班:半田 快)」

 

財務省北海道財務局 旭川財務事務所 管財課 財務事務官 名児耶(なごや) 亮太 氏による特別授業

 

「日本の財政の現状」について、真剣に学びます。

 

1班(手前3人)及び2班(奥4人)に分かれて「グループワーク」中です。

 

1班が作成した予算案

 

2班が作成した予算案

 

1班を代表して 花田 健瑠 さんが予算案を説明

 

 2班は 高橋 弘大ゼミ長が説明(写真を撮り忘れて特別授業終了後に撮ったもの)

 

●旭川財務事務所による「財政教育プログラム」佐々木(潔)ゼミⅠ「PDF」

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