鷹栖ソーシャルワーカー懇話会への参加(研究ゼミナール)
研究ゼミナールの活動報告になります。
今回は、長濱ゼミ1期生が参加していました鷹栖ソーシャルワーカー懇話会に2期生である研究ゼミ生(4年生)が参加してきました。
現職のソーシャルワーカの話を直接聞くことで学びが深まってくると共に、ソーシャルワーカーの専門性が見えてきました。
髙田 凌矢
令和4年度から長濱ゼミ一期生の先輩方が継続的に参加していた「鷹栖ソーシャルワーカー懇話会」に、今回、私たちも初めて参加させていただきました。
主な活動内容としては、勉強会や事例検討会が中心で、他にも視察研修を行っているなど、鷹栖の地域福祉の学びの場として位置しています。
参加メンバーは多岐にわたっており、障害者総合相談支援センターのSW、鷹栖町役場の福祉課の職員、相談支援事業所・福祉事業所のSW、社会福祉協議会のSW、包括支援センターのSW、そして長濱先生や長濱ゼミ一期生の先輩方も含め、総勢30名以上が関わっているため、業種横断的なつながりをもてる場でもあります。
今回、初めての参加ということもあり、自分の専門性の知識不足や理解不足から不安と緊張がありました。しかし、懇話会に参加されている皆さまが非常に親身に、あたたかく迎えてくださり、アットホームな雰囲気の中で楽しく参加させて頂きました。
今回の懇談会は、事例検討のような専門的な議題ではなく、主に今後の予定を話し合う内容だったため、自分たちが意見を述べる機会は多くはありませんでしたが、会全体の雰囲気を知ることができた良い経験となりました。
北田 彗志
今回、鷹栖ソーシャルワーク懇話会に参加しました。
様々な福祉の分野で働かれている専門職の方が参加されていました。
この懇話会に参加されている方の話で「この会に来ることで、自分が関わっている領域以外の専門職と関わることができる」ということを話されていて勉強や関係構築のための場にもなっていることを学び、社会人になってからも勉強会や懇話会などの活動に参加することの大切さを学びました。私も働いた際はこのような会や勉強会に参加したいです。
実際に福祉の現場で働かれている方々のお話を聞くことができとても勉強になりました。
鵜野 ひかる
今回鷹栖ソーシャルワーカー懇話会に初めて参加させていただいて、最初は参加されている方が皆現役の福祉職であることと、自分がまだ現場経験のない学生であることから不安や緊張を感じていたのですが、ディスカッションの中で実際の現場で起こっているジレンマや課題などとても勉強になるお話を聞かせていただくうちに、そのような気持ちよりも学びが深まることへの楽しさを強く感じるようになりました。
またそのようなお話から、ソーシャルワーク実践とは利用者と向き合うだけでなく一緒に支援していく他機関・他職種との連携や協働など困難を感じることも多くありますが、対人援助ならではの達成感や充実感を味わえる仕事であることを改めて感じ、私も早く現場に出たいという気持ちがより一層強くなりました。
小野寺 悠
今回のゼミ活動では、鷹栖ソーシャルワーカー懇話会に参加しました。
懇話会では、それぞれの近況について、自身の就職についての相談、懇話会での今後の活動についての取り決めなどを主に行い、現役のワーカー同士の意見・情報交換の場を体験させていただきました。
お話の中で特に印象に残ったことは、「制度を目標にするのか、制度を手段にするのか」という言葉が出て来たことです。手段であったものが形骸化し目標に成り変わってしまうことで支援の一貫性が無くなり、それが結果としてクライエントのことを第一に考えることが本当に出来ているのかと考え行動を起こせることがSWに求められることではないのかという考えを語っていただきました。
現役のワーカーさん達の貴重なお話から自身の知見を広げられたことは勿論なのですが、お互いの話から学びや考えを深めていく様子などSWとして、日々研鑽を続けていく姿勢を見れられたことが自身にとって非常に大きな学びになったと感じました。
現在、研究ゼミでは、3年次から行ってきたグループホームの調査結果を各自が論文として作成していますので、
このような場に参加することはリフレッシュにもつながりました。
引き続き、このような機会を大切にしていきます。
長濱研究ゼミナール一同