【活動報告】6月12日に、北海道羽幌高校の進路ガイダンスにオンライン参加しました
2025年6月12日(火)に、羽幌高校の進路ガイダンスに参加しました。参加した大学生は3年生1名、2年生4名でした。
当日はzoomで旭川市立大学齋藤ゼミナールと羽幌高校をつないで行いました。まず、齋藤先生が「地域を学ぶ意義」について高校生に問いかけました。次に2年ゼミ生が出身地である帯広と旭川の魅力についてプレゼンテーションを行いました。帯広チームは「イベント・観光」、旭川チームは「暮らし」に焦点を当てました。発表を聞いた後で、「地域を学ぶ意味って何だろう?」というテーマのもと、ディスカッションを行いました。
ディスカッションでは、まず羽幌高校の生徒、先生に羽幌の長所、短所について質問しました。高校生から、羽幌の長所として、「漁業が盛ん」「自然が豊か」「海鳥」などが挙げられ、短所は「これといった名物がない?」「立地が悪い」「高齢化やばい」「遊ぶ場所ない」などが挙げられました。先生方からは、「旭川までの距離が長く、遠征が大変」「自然豊かで教育資源が多いことにはとてもよい魅力だと感じています」との意見をいただきました。旭川で暮らしていると、海にあまりなじみがないため、大学生から「それはいい魅力だね」などの意見が挙がりました。
次に、メインの問いである「地域を学ぶ意味って何だろう?」と問いました。高校生からは「地域を学ぶ意味とは、その地域の長所短所を理解し、産業や観光業にうまく利用することができることだと思う。」「羽幌町について知ることで、さらに良い町にしていくことができる。」という意見がありました。
今回の進路ガイダンスに参加して、改めて地域を学ぶ意味とは何かについて考えることの重要さを再認識しました。私は「地域を知ってもらうことで、関係人口を増やし、地域を発展させていくことができる」と思っています。井上雄斗(2年)からは「自分自身が豊かになれる」荒川遥葵(同)からも「『自分が地域の中で生きているんだなぁ』と改めて感じた」と意見が出ました。私たちも、地域を学ぶ意義について考え続けていきます。高校生もぜひ考え続けてください。
羽幌高校の原田校長先生をはじめ、教職員の皆様、貴重な体験をさせていただきありがとうございました。また機会がありましたら、よろしくお願いいたします。