【活動報告】7月22日に旭川市永山東小学校「永東ギネス大会」を実施しました
7月22日(火)に、永山東小学校にて、全校児童参加のギネス大会を行いました。永山東小学校は、学校とPTCA[i]が協力して学校・地域づくりに取り組んでいます。旭川市立大学とは徒歩10分ほどの距離にあり、私たち齋藤ゼミナールも地域の一員として、その一端を担いたいと考えています。
これまで同校の教育活動には、年2回、永東夏祭り(8月)や雪あかり集会(2月)などの課外活動に関わっていきました。しかし、今回は正規のカリキュラムである特別活動として実施しました。今年度初めての試みであり、私たちゼミ生にとって大変貴重で実践的な学びの場です。それだけに「任せていただいた」という強い責任感を持って臨みました。何度もゼミ内で競技ルールなどについて話し合いをしました。さらに校長先生とPTCAの皆さん、実行委員会の児童を交えて企画内容を詰めました。私たちは、子どもたちの熱い想いをどのようにして企画に反映していくか悩みました。山名校長先生の子どもの目線に立ったアドバイスは、教育現場で培われた経験の重みがあり、すごく感銘を受けました。
当日は、初めにフラフープ繋ぎを行い、その後、縦割り班に分かれ、同時進行で紙コップ積み・サッカードリブル・ボウリングをしました。大学生の司会進行で進められましたが、大学生の話を6年生が下級生にわかるように噛み砕いて説明している姿が印象的でした。頼もしさを感じました。概ねプログラム通りに進みましたが、約10分ほど授業時間を超えてしまいました。これは、私たちの準備不足によるものだと反省しています。前もってタイムスケジュールを全体で詳細に確認しておくべきでした。また、子どもたちに競技ルールの変更点が十分に伝わっていませんでした。事前にルールブックを児童に配布していましたが、しっかり伝わっているかは私たちも不安な点でした。
一方で、当日のイレギュラーに対して柔軟に対応できたと振り返っている学生もいました。準備とは何かを改めて考える機会となり、地域に出て学ぶ意義を再確認できました。ギネス大会中は終始子どもたちの笑顔や笑い声が絶えず、保護者からは「親たちもとても楽しく参加させていただきました」という感想もあり、企画自体は成功だったと感じています。
このような貴重な機会を設けてくださった永山東小学校の山名校長先生をはじめ教職員の皆さま、そして準備段階や当日に私たちをサポートしてくださったPTCA会長の松本さんをはじめとしたPTCAの皆さま、本当にありがとうございました。
文責 齋藤ゼミナール一同
[i] PTCA:parents teacher community association の略です。