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五所ゼミ

「飲酒運転ゼロへ」—五所ゼミ×北海道庁との啓発ワークショップ

2025年10月15日 水曜日 / カテゴリー 五所ゼミ

こんにちは!五所ゼミナールです。
私たちは2025年10月1日、313教室にて飲酒運転根絶ワークショップに参加しました。北海道庁職員の方や東海電子株式会社の方々から飲酒運転の危険性や防止策について様々なお話をお伺いしました。

初めに、北海道環境生活部くらし安全局地域安全課の方から、道内で発生した飲酒運転による事故件数について資料をもとに説明を頂きました。道内の飲酒運転の検挙件数は令和4年以降増加傾向にあり、また、人身事故件数及び負傷者数は、令和5年から2年連続で前年を上回っているそうです。北海道では平成26年に発生した飲酒ひき逃げ事故を契機に「飲酒運転根絶条例」が制定されました。この条例に基づき、道内では「飲酒運転根絶対策期間」が設定され、企業や各関係機関と連携した啓発活動が展開されています。

続いて、東海電子株式会社の方々からアルコール体質判定パッチを用いたパッチテストを体験しました。自身の体質を予め把握することで、飲酒量を調整し、飲み過ぎないよう注意ができると感じました。他にも、飲酒量を測る方法やアルコール分解にかかる時間の目安などを教えて頂き、飲酒に関する理解が深まりました。

飲酒について学んだ後は、飲酒ゴーグルやドライブシュミレーターを使って、飲酒運転の疑似体験を行いました。通常の身体状況で体験すると、飲酒時の視界の不安定さや平衡感覚の異常が鮮明に感じられて、飲酒の危険性を改めて認識しました。ドライブシュミレーターには「アルコールインターロック」という装置が設置されており、アルコール依存症などで自身の力だけで飲酒を制限することが難しい人にも有効な対処法があることを学びました。

疑似体験後は、5グループに別れて事例検討を行いました。これまで学んできた知識をもとに、飲酒運転の要因や防止策などについて意見を出し合い、理解を深めました。

最後に、私たちのために時間を割いてくださった北海道庁職員の皆様、東海電子株式会社の皆様に心より感謝申し上げます。
今回のワークショップを通して、飲酒の危険性を改めて認識し、飲酒運転は絶対にあってはならない事だと感じました。個人の意識と周囲の行動で十分に防ぐことができる犯罪であるからこそ、自分自身はもちろん、周囲にも注意を促し、今後も飲酒運転根絶に向けて意識を高めていきたいと思います。

コミュニティ福祉学科 2年 佐々木 結咲 能登蓮


飲酒運転を疑似体験!


酔っ払いゴーグルは真っすぐ歩けません。


事例検討での話し合いの様子です。

10月2日道新朝刊より。※ウェブ許諾表記:北海道新聞社許諾D2510-2604-00030409

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