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齋藤ゼミ

【活動報告】当麻町公民館まとまーるで、11/11(火)に小学生向けに地域学習を実施しました

2025年11月25日 火曜日 / カテゴリー 齋藤ゼミ

 11月11日(火)に当麻町の公民館で「放課後まとまーる」がありました。齋藤先生と大学生14名が、参加してくれた当麻町立当麻小学校の子どもたちと一緒に当麻町のよさについて考えました。今回の活動では、フリートークとワールドカフェ[i]を初めて用いました。

 まずフリートークでは、旭川市と帯広市のよさをそれぞれ出身の学生が紹介しました。旭川市については、北川愛花里(4年)が日常生活に不便を感じない程度に公共交通機関が充実していると話しました。井上雄斗(2年)は、石狩川を下った経験をもとに山・川を生かしたアクティビティについて話しました。旭川のソウルフードである醤油ラーメンについても、もちろん熱く語りました。

 次に帯広市のよさについては、舟山来希(1年)が晴天率が高く気持ちがポジティブになること、人口に対して飲食店が多いことなどが住みやすさにつながっていると話しました。さらに五十嵐彩衣(2年)が給食を例に挙げながら、畑作・酪農について紹介しました。帯広市の給食で出る肉じゃがは地元の食材をふんだんに使っていて絶品です。ちなみに2024年の食料自給率(カロリーベース)は、1345%(十勝毎日新聞、2025年1月31日)です。

 他にも、釧路市出身の中塚優也(4年)が釧路湿原と天然記念物であるタンチョウについて素直な気持ちを語りました。夕張市出身の森元海凪(1年)は夕張メロンと炭鉱をモチーフにしたどらやき「たんどら」を紹介しました。その後ワールドカフェを実施し、子どもたちと意見交換しました。積極的に意見を言ってくれる子どももいれば、緊張している子どももいました。最後には齋藤先生からのフィードバックがありました。参加してくれた子どもたち全員が、当麻町のよさについて考えを深めることが出来ました。

 今回の活動では、フリートークを用いたために、大学生と小学生が比較的対等に関わることができました。担当職員の布施さんからは、受講した小学生たちはコロナ禍で入学し、他人との交流経験が十分でなかったと伺いました。今回のような大学生と触れ合う機会が、子どもたちの将来にとって想像以上に重要なのだと思いました。

 最後になりましたが、当麻町教育委員会布施司様、生田花織様をはじめとする関係者の方々、貴重な経験をさせていただきありがとうございました。大学生にとっても多くの学びがあった活動になりました。今後の活動もよろしくお願いします。

(文責 経済学部経営経済学科4年 中塚優也 3年 秦野一花 山口凌 2年 五十嵐彩衣 井上雄斗)

[i]カフェのようなリラックスした雰囲気の中で行うグループワークの一つの方法です。一定時間を過ぎるとグループを移動してさらに意見交換を行います。

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