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張ゼミ

人と動物がともに幸せに暮らす未来へ   NPO法人「手と手の森」を訪ねて

2025年11月26日 水曜日 / カテゴリー 張ゼミ

2025年10月27日、アニマルウェルフェアの会は NPO法人「手と手の森」 を見学しました。

手と手の森は、「緑の森どうぶつ病院」のCSR活動として発足し、“人も動物も共生できるやさしい社会” の実現を目指して、多様な活動を展開しています。

最初に、保護猫たちが暮らす施設を案内していただきました。手と手の森では、旭川市動物愛護センターなどから引き取った動物に治療を施し、人に慣れる練習を行ったうえで、新しい飼い主へつないでいます。

施設内には、譲渡先でも猫が安心して暮らせるよう、さまざまな工夫が施されていました。たとえば、生活音に慣れられるようテレビを常時つけていることや、スタッフ・看護師・ボランティアなど複数の人が関わることで、人との関係づくりを促している点が印象的でした。

次に、アニマルセラピーを体験しました。この日は3匹のわんちゃんと、その飼い主であるハンドラーさんが参加してくださいました。普段は、高齢者施設、病院、学校などを訪問し、利用者の心身のケアや子どもたちの教育にも貢献しています。

体験を通じて改めて感じたのは、動物とふれあうことの大切さです。温かさに触れることで命の尊さを実感でき、正しい接し方を学ぶことで動物に安心を与えることにもつながります。人と動物の双方にとって、よりよい関係を築くための貴重な機会となりました。

今回の見学を通じて、人・動物・環境が一体となって健康であることを目指す「ワンヘルス」の重要性を改めて学びました。この視点を大切にしながら、これからの活動にも生かしていきたいと感じています。

最後に、見学の機会をご提供くださった 手と手の森の保久様、そして温かく迎えてくださった 緑の森CAPPチームの皆様に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

(アニマルウェルフェアの会代表 関口さくら)

ほご猫シェルターの見学①

ほご猫シェルターの見学②

アニマルセラピーの様子

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