2025(令和7)年度 精神保健福祉援助実習報告会を開催
今年の8月から10月にかけて、7名の実習生がそれぞれ医療機関と地域機関の2か所で現場実習を行い、12月1日に精神保健福祉援助実習報告会を行いました。報告会は今年も会場とオンラインの併用開催とし、多くの実習指導者の皆様にご参加いただきました。
報告会では、各機関での精神保健福祉士の役割や業務内容の見学、個別支援計画の作成過程、患者や利用者とのコミュニケーション等からの実習生の学びや考察がたくさん報告されました。1年後に実習を予定している3年生も参加し、質疑が頻繁に交わされました。
実習報告会での閉会・御礼あいさつ
学生代表 御前 麻里
皆さま、本日はご多忙の中、精神保健福祉援助実習報告会にご参加いただき、誠にありがとうございました。
今回、私たち7名の学生が、およそ7週間にわたり、それぞれの医療機関および地域機関において、実習をさせていただきました。これまで講義や演習で学んできたことをふまえ、精神保健福祉の現場でさらに実践的な学びを深められるよう、各自が予め実習目標を設定し、事前学習も行った上で臨んだ実習でした。実習中は毎日の実習日誌の作成に加え、私を含め特に遠方での実習となった学生にとっては、不慣れな土地での生活も加わり、苦労したこともありました。しかし、実際に患者や利用者の方々と関わり、職員の方々のお話を伺うことで、当事者の方々の生活の様子や思い、法律や制度がどのように運用されているのかを深く知ることができました。また、治療や支援の現状、ジレンマや課題について深く学び、考える貴重な機会となりました。
この実習での経験や学びを生かし、今後の私たちの精神保健福祉士を目指す上での大きな糧としていきたいと思います。
最後に、このような実習機会をお与えいただきました、医療機関と地域機関の実習指導者をはじめとする職員の皆さま、温かいご指導、本当にありがとうございました。また、患者の皆さま・利用者の皆さまにも大変お世話になりました。深く感謝いたします。
そして、実習担当教員の北村先生、木下先生、五所先生は、実習前の準備段階から実習中の巡回指導、実習後の報告書の作成等、多岐にわたって見守っていただき、優しく、時に厳しく、私たちを支えてくださいました。厚く御礼申し上げます。
これをもちまして、実習報告会の謝辞とさせていただきます。ありがとうございました。

