本講演は、大学が地域社会に果たすべき役割を再確認し、学術的知見を地域に還元することを目的として、講師に東京大学名誉教授の佐々木敏先生をお招きして開催されました。

講演では、正しい食事情報を理解し、健康的な生活習慣を形成するための「データを読み解く力」を、「食べるスピードと肥満度の関連についての調査事例」を挙げながらお話しいただきました。具体例を交えながら、情報の信頼性を見極める方法、データの読み解き方、批判的思考の重要性などについてお話をしていただきました。

参加者は、食物栄養学科の1・2年生54名、一般参加60名の計114名でした。アンケート結果は「非常に満足」「満足」が全体の90％を占め、学生からは「データの信頼性を確認する重要性を学んだ」「栄養士として根拠に基づく情報提供の大切さを実感した」とのコメントが多数、一般の参加者からは「食べ方が健康に直結することを理解し、明日から実践したい」「講演時間をもっと長くしてほしい」などの意見が寄せられました。

講演会を通じて、科学的根拠に基づいた食生活改善の重要性を広く参加者に伝えることができ、学生・地域住民双方にとって学びの多い講演会となりました。本講演会の開催にあたり、連続3日間講演の最終日を熱く締めくくっていただいた佐々木敏先生、ならびに共同主催としてご協力いただきました株式会社高橋商事様に心より感謝申し上げます。

youtubeにて12月8日から1月8日の1ヶ月間の限定で本講演会を視聴できます。
こちらよりご覧ください。→https://youtu.be/cve7hxvNDfc