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齋藤ゼミ

北海道教育大学付属旭川中学校授業参観(教職課程)

2016年12月05日 月曜日 / カテゴリー 齋藤ゼミ

11月16日に北海道教育大学附属旭川中学校で社会科(庭瀬教諭)と英語科(小野教諭)の授業を参観した。今回は本学からは教職実践演習と公民科教育法の学生が参加した。これまで同校には何回も行っているが、今回が一番楽しい授業参観になったように思う。授業はもちろん勉強になったし,さらに苫小牧駒澤大学や名寄市立大学の学生とのワークショップでは、お互いに学びが深められたような気がする。

今回は社会科の授業の一場面が一番印象に残った。その日は「消費生活と市場経済」の内容だった。先生がチラシからペットボトルのお茶の値段を提示して「○○の店はいくら、○○の店では1箱いくらだよ」と情報を提示し、「じゃあみんなはどのお茶を買う?」と発問をした。するとある生徒が家庭事情を理由に「買わない」と答えたのである。たとえ仲の良いクラスだとしてもそのような微妙な話をさらりと言えるその生徒に対して私は純粋に「すごい」と思ったし、そのような雰囲気のクラスづくりをしている庭瀬先生の教師としての力量(先生がそのクラスの担任になったのは今年の4月)に感動した。私は教師希望である。もし4月から教壇に立つことが出来るならば、生徒の何気ない一言も大切に聞いていこうと思う。庭瀬先生の授業も小野先生の授業もそうだったが、先生が生徒とのやり取りを楽しんでいた。私もそのような授業づくりをしていきたい。

授業参観と先生方への質問タイムの後は学生のワークショップとなった。最初は一人ひとり遠慮しがちで話をしていたが、後半の模造紙に自分の意見を書いたりしているときは思っていることを話せていたのではないかと思う。今回は私は話すことよりもたくさんの意見を聴きながら、他の学生の意見をつなげていく役割を果たそうと思った。そうすれば結果的に自分の視野を広げていくこともできるからである。今回私がサポートに回る必要があったのかなとも思ったのだが、最終的にはこのような場でたくさんの意見を引き出すことも大切なことだと実感した。

最後になりましたが、私たち学生のためにこのような場を準備してくださった北海道教育大学附属旭川中学校の西岡副校長先生、庭瀬先生、小野先生、そしてコーディネーター役をされた本学非常勤講師の松田先生に心から御礼を述べたいと思います。ありがとうございました。(文責 経済学部経営経済学科4年 加藤沙也佳)※写真は掲載許可を頂いています。

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