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イベント情報 学内会場

旭川大学地域研究所第2回公開研究会のご案内

この度旭川大学地域研究所では、旭川大学大学院教授・大野晃先生による公開研究会を下記の日程で開催いたします。
ご多忙とは存じますが、万障お繰り合わせの上ご参集賜りますようご案内申しあげます。

演  題:「限界集落と流域の環境保全問題~拙著『山・川・海の流域社会学』を中心に~」
日  時:2015年10月6日(火曜日) 18時00分 ? 19時30分
場  所:旭川大学北辰会館 2F 会議室
参加費:無料
備考:参加にあたっては新著『山・川・海の流域社会学』文理閣,2015年をご持参下さい(※ご持参されなくても研究会に支障はございません)。
 

【研究会内容】
 近年、「地方消滅」に代表されるように、人口減少と少子高齢化という我が国の喫緊の課題は深刻さを増し、限界集落は、とりわけ地方で、如実に現れている現状にあります。
 このような中、大野晃氏の新著『山・川・海の流域社会学~「山」の荒廃問題から「流域」の環境保全へ』では、限界集落化が自然の生態系にもたらす影響の関係性を指摘し、環境「汚染型」流域社会から環境「保全型」流域社会への転換の示唆を与えております。
 本研究会は、この新著に依って、演題を「限界集落と流域の環境保全問題~拙著『山・川・海の流域社会学』を中心に~」とし開催いたします。
 ご多忙とは存じますが、万障お繰り合わせの上ご参集賜りますようご案内申し上げます。

【講師紹介】
 大野 晃 
専門は環境社会学、地域社会学。主要なフィールドは高知山村をはじめ北海道津別町、福島の奥会津、長崎五島列島、沖縄西表島など日本全国にわたっている。また、ここ十数年はスウェーデンやルーマニアの山村など、海外調査も精力的に行っている。日本とスウェーデン、ルーマニアの条件不利地域の比較研究を行ってきた成果を世界農村社会学会、ヨーロッパ農村社会学会など国際学会に発表し、高い関心をよんでいる。27年前に提唱した「限界集落」は既に国内では一般用語として定着し、海外メディアからも注目されている。千曲川流域学会会長、日本村落研究学会副会長、農業法学会理事などを歴任。
【職歴】
高知大学人文学部教授、北見工業大学工学部教授、長野大学産業社会学部教授を歴任。現在、高知大学名誉教授、旭川大学大学院経済学研究科教授。
【受賞】
2006年「山村環境社会学序説」高知出版学術賞、2010年「限界集落と地域再生」地域社会学会賞特別賞、2013年「スウェーデン北部の住民組織と地域再生」(共編著)地域社会学会賞

事前に下記までお申し込みをお願いします。
【問い合わせ先】
旭川大学地域研究所 事務室員:鈴木健太まで。
E-mail:  
電話番号:0166-48-3121(内線320) FAX:0166-49-2552

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