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イベント情報 学内会場

旭川大学・武漢大学健康学院 国際交流研修会 報告

2018年07月18日 水曜日 / カテゴリー イベント情報 学内会場

旭川大学・武漢大学健康学院 国際交流研修会!

6月25~27日の3日間、中国武漢大学健康学院の陈晓莉副院長をはじめ5名の看護教員を迎え、国際交流研修会を開催しました。
武漢市は上海の西、北京・上海・広州・成都など中国主要都市の中央に位置する湖北省にあり、人口1,000万人の都市です。旭川市と同様に、夏の気温は30℃、冬は-10℃と、夏は暑く冬は寒い市ですが、旭川と違って雪はあまり降りません。
武漢大学は50,000人の学生と5,000人の教職員がいる中国拠点大学の一つで、看護修士課程の授業は全て英語で行われています。

中国の高齢化率は現在18%ですが、一人っ子政策後の少子高齢化と女性の社会進出に伴う少子化等により、20年後には旭川市と同じ30%を超える急速な高齢化が見込まれています。
研修会では地域での暮らしを中心にしながら看護はどうサポートすべきか、これからの看護学生教育はどうあるべきか、学内外の研修を通じて情報交換を行いました。
研修会を通じて、これからの地域に根ざす看護では、生活支援に止まらない支援される人も他では支援する「生きがい」の支援が欠かせないこと、その担い手確保のための環境作りが必要であることが確認され、今後の両学学術交流課題が共有されました。

(文責:旭川大学保健福祉学部保健看護学科 中川初恵)
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