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イベント情報 学外会場

「2018 水原大学校・旭川大学・帝京大学 韓日国際シンポジウム」参加報告

2018年10月25日 木曜日 / カテゴリー イベント情報 学外会場

平成30年9月16日~19日、本学の海外連携校である水原大学校(韓国)で行われました3大学合同の国際シンポジウムに参加してきました。参加者は山内亮史学長、伊東隆雄教授(短期大学部生活学科)、嶋崎東子准教授(保健福祉学部コミュニティー福祉学科)、野村幸輝准教授(経済学部)の4名。

今回のテーマは「健康・心理・ジェンダー ~韓日が直面する課題をめぐって~」。本学からは伊東教授が「現代日本のメンタルヘルスの問題状況と傾向について~自殺と孤独死についての考察」と題して日本の過労死の問題について、また嶋崎准教授は「日本における性別分業役割意識の経済的文化的土壌と(me too)の対抗運動」と題して進まない日本のジェンダー格差の是正について発表しました。フロアからの反響はもちろん、翌日の昼食会の席でも水原大学校の先生方から日本の現状に関する質問が多くあり、伊東・嶋崎の両発表者とも英語で丁寧に受け答えをしました。また、水原大学校の別の提携大学であります帝京大学(東京)が今年のシンポジウムから新たに加わり、原智弘准教授と李永淑講師の2名が発表しました。

日程の2日目は水原(スーウォン)大学校の開学記念日。記念式典で山内学長が祝辞を述べました。学長は冒頭で胆振東部地震に関連するお話をしました。実は、1日目の歓迎晩餐会の席で、水原大学校の先生方が被災した北海道に対してのお見舞いの言葉を私たちにかけてくれたのです。祝辞の冒頭で山内学長はそのお気持ちに感謝するとともに、今回の発表者である嶋崎先生が、学生と他の教員とともに震災ボランティアとして、震災翌日に被災地の厚真町に出向き、被災した町民の心のケアにあたったことについても、大勢の式典参加者に報告しました。

3日目にはスーウォン市からバスで約一時間のソウル市へ移動、国立中央博物館と景福宮などの古い王宮を見学するなどして韓国の歴史や文化に触れ、また美味しいお料理も頂きました。

〈文責〉野村幸輝

(1)歓迎晩餐会(初日)
(2)水原大学校開学記念日(二日目)
(3)伊東教授の発表
(4)嶋崎准教授の発表
(5)シンポジウムに参加した発表者、関係者、フロア(学生も含む)(二日目)
(6)明政殿(ミョンジョンジョン)。
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